糖尿病ネットワークは、特設コーナー「腎臓の健康道」にて、透析治療や慢性腎臓病、腎不全について発信している 「透析病院ドットコム」チャンネルの最新動画紹介記事 を公開した。紹介するのは、現在、業界で話題となっている『透析を止めた日』の著者・堀川惠子さんと、腎臓内科医・石田真理先生が透析の"いま"を語る対談動画。

患者家族、医師の視点から伝える慢性腎臓病患者の透析医療

　糖尿病とも関連が深い慢性腎臓病。病気が進行し、末期腎不全となったときの治療選択肢のひとつが透析だが、現在その透析についての現実を描いたノンフィクション『透析を止めた日』が話題だ。患者の家族目線による赤裸々な描写は読む人に衝撃と共感を与え、発売するやいなや重版が決定。多くの書評で高く評価され、医療関係者からも絶賛を受けている。

　堀川惠子さんは、10年以上におよぶ血液透析、腎移植、再透析の末、透析を止めた後に壮絶な最期を迎えた夫を2017年に看取り、終末期医療の現実を目の当たりにした。堀川さんはその経験から日本の医療システムにおける深刻な問題を見出し、これではいけないと、自ら取材や講演を行うなどし、さまざまな形で情報発信をしている。そんな堀川さんと腎臓内科医の石田真理先生が、全３回にわたり対談。透析をしている方、透析が必要になりそうな方々とそのご家族はもちろん、医療関係者の方にもぜひご覧いただきたい。本動画紹介記事はこちら。