ニュース
2016年10月31日
2016年、南米エクアドルでの支援活動(1) 国際糖尿病支援基金
- キーワード
- 1型糖尿病
国際糖尿病支援基金はこの活動に賛同し、インスリン・フォー・ライフ(IFL)、ならびにFUVIDAを支援しています。
ニール・ドナラン氏
(Insulin for Life(IFL)オーストラリア)
2016年4月16日(現地時間)、南米エクアドルでマグニチュード7.8の地震が発生しました。 現地で糖尿病患者さんを支援するFUVIDAでは、毎年、小児糖尿病患者と医療従事者を対象とした「糖尿病サマーキャンプ」を実施していますが、今年は地震の影響により、例年のようなかたちで開催をすることができませんでした。
そのため、FUVIDAのスタッフやアイルランドのエリザベス・トリムブレ医師とともに、主に被災地の糖尿病患者さんへの支援活動を行うために、私は7月24日にエクアドル・グアヤキルに到着しました。
FUVIDAが持っていたインスリン等の在庫は、既に被災者救援時に使用したため殆ど枯渇状態でした。そのため、私は、大きなスーツケース一杯に、インスリンとともにオーストラリア・シドニーに拠点を置くAlere社がHbA1cを測定する携帯用の器機を寄付してくださいましたので、その測定器数台とテストチップ150回分など、糖尿病治療に必要な機材を詰めて当地に運びました。
我々はFUVIDAの診療所にて糖尿病患者へのHbA1c測定を行いました。
2016年南米エクアドルでの支援活動について(1)(IFLレポート)
2016年南米エクアドルでの支援活動について(2)(IFLレポート)
2016年エクアドルで発生した地震について
Fundacion Vivir con Diabetes(FUVIDA)(エクアドル)
インスリン・フォー・ライフ(IFL)(オーストラリア)
国際糖尿病支援基金
国際糖尿病支援基金は、インスリン・フォー・ライフ(IFL)オーストラリアを通じて、2008年よりFUVIDAの活動を支援しています。
FUVIDAの活動にご賛同いただき、御参加いただける方は、下記口座(郵便局)までお振込み頂きますようお願い申し上げます。
御協力頂きました方は、支援者として国際糖尿病支援基金の「支援者名」のコーナーでお名前を発表させて頂きますが、本名での発表をご希望でない方は、振替用紙(郵便局)の通信欄にご希望のお名前をご記入ください。
振込口座(郵便局):
口座番号:00160−3−82542
加入者名:国際糖尿病支援基金口
※通信欄へ「FUVIDA支援」とお書き頂きますようお願い致します。
1型糖尿病の関連記事
- 「糖尿病とともに生活する人々の声をきく」開催報告を公開 医療従事者と患者が活発に対話 日本糖尿病学会
- インスリンを飲み薬に 「経口インスリン」の開発が前進 糖尿病の人の負担を減らすために
- 1型糖尿病の人の4人に1人が摂食障害? 注射のスキップなど 若年だけでなく成人もケアが必要
- 1型糖尿病の根治を目指す「バイオ⼈⼯膵島移植」 研究を支援し「サイエンスフォーラム」も開催 ⽇本IDDMネットワーク
- 1型糖尿病患者に「CGM+インスリンポンプ」を提供 必要とする人が使えるように 英国で5ヵ年戦略を開始
- 【座談会】先生たちのSAP体験談2 インスリンポンプの新機能を使って
- 日本IDDMネットワークが「1型糖尿病医療費助成事業」を開始 25歳までの成人の1型糖尿病患者の医療費を助成
- 1型糖尿病の人が「糖質制限ダイエット」に取り組むと血糖値が改善 極端な糖質制限は勧められない
- 1型糖尿病の新しい治療法を開発 インスリンを産生する膵臓のβ細胞を保護
- 1型糖尿病の小児患者のインスリン分泌能の低下を抑制 インスリンを産生するβ細胞を保護