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2015年04月17日
ウィメンズヘルスケアは小児期から 女子医大糖尿病センター
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東京女子医科大学糖尿病センター「Diabetes News No.146」
東京女子医科大学糖尿病センターは1985年より四半期毎に「Diabetes News」を発行しています。小児・ヤング糖尿病、腎症、神経障害、妊娠、高脂血症・肥満、フットケアなど多岐に及ぶテーマを取り上げています。
東京女子医科大学糖尿病センターは1985年より四半期毎に「Diabetes News」を発行しています。小児・ヤング糖尿病、腎症、神経障害、妊娠、高脂血症・肥満、フットケアなど多岐に及ぶテーマを取り上げています。
Diabetes News No.146 2014年4月15日発行
ウィメンズヘルスケアは小児期から |
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東京女子医科大学糖尿病センターセンター長 内潟安子先生 |
「第31回日本糖尿病・妊娠学会年次学術集会」が11月20日〜21日に東京で開催されます。演題募集期間は6月1日〜7月24日です。 糖尿病の女性は増えています。糖尿病女性のウィメンズヘルスケアは、幼少児から成人へと、そして熟年期、老年期になるまで連関しながら続いていきます。食生活、学校生活、社会生活など、幼児期や小児期には、将来お母さんになる女性であることをしっかりと見据えていかなければなりません。・・・ |
リリーインスリン50年賞を受賞したインスリン治療の糖尿病患者さん |
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東京女子医科大学糖尿病センター 非常勤講師 大谷敏嘉先生 |
リリーインスリン50年賞は、インスリン治療を50年以上実施している患者さんを称える目的で、日本では2003年から開始されました。50年前のインスリン治療の環境は十分なものではありませんでした。インスリン自己注射の健保適応が33年前の1981年です。HbA1c測定が全国規模で展開したのが1983年。血糖自己測定指導加算が健保承認されたのが1986年です。今、インスリン治療には欠かせないこれらのことが公認化されたのは30数年前のことです。・・・ |
糖尿病と認知症 |
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東京女子医科大学神経内科学 准講師 吉澤浩志先生 |
糖尿病があると、認知症の発症頻度が高まることが多くの疫学研究から明らかにされています。糖尿病は脳動脈硬化を促進し、脳卒中(脳梗塞)を起こしやすく、血管性認知症の原因となります。また、動脈硬化性変化による脳梗塞や微小血管症による潜在性虚血性病変を介して、アルツハイマー病も増加します。また、高血糖は糖毒性による酸化ストレスを上昇させ、蛋白の糖化を促進させ、アミロイド沈着を促進し脳の機能異常を促します。・・・ |
Diabetes News No.146
[ Terahata ]
日本医療・健康情報研究所