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2014年11月14日
国際的な患者さん支援団体「FUVIDA」誕生のきっかけ IDAF
- キーワード
- 1型糖尿病 IDAF(国際糖尿病支援基金) 糖尿病ネットワーク
このたび、FUVIDA代表のアラセリー・バスルト・カルデロン氏(写真左)より、IDAFにFUVIDA発足までの経緯と今後についてメッセージが届きましたので、ご紹介します。
今から23年前、私の娘、アンドレアはこの世に誕生しました。あの日の喜びは、今でも忘れることはできません。その2年後にアンドレアは糖尿病を発症しました。
当初、私たち家族は、アンドレアの糖尿病の原因をひたすら考えていました。どうしてアンドレアにこんなことが起こったのか、遺伝なのか、遺伝だとしたら一体誰から継いでしまったのか。 と思い悩んでいたのもつかの間、アンドレアを糖尿病と診断したお医者様から、「適切な治療を施さないと3か月の命だと」いう言葉を聞いて、どうにかしてアンドレアの命を救う方法を考えなくてはなりませんでした。
しかし、糖尿病に関する知識や必要な情報がない状態で、どうやって適切な治療を施すことができるでしょうか。 お医者さまから指示された食事はとてもわずかなもので、1回の食事が4枚の全粒粉クッキーとマッチ箱ほどの大きさのチーズが二切だけでした。私は、アンドレアが目に涙をたくさん溜めながら、兄妹たちが十分な食事をしているのを見ていたのを今でも思い出します。
アンドレアは日を追うごとに体重が減っていきました。そのような状態になっても兄妹と無邪気に遊ぶアンドレアの姿を見ていて、必ずアンドレアを救う方法があると信じていました。
アンドレア・カブレラ・カルデロンさん
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