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2013年07月18日
2013年 ドリームトラスト(インド)からの糖尿病レポート第2弾 IDAF
- キーワード
- 1型糖尿病 IDAF(国際糖尿病支援基金)
国際糖尿病支援基金はこの活動に賛同し、ドリームトラストを支援しています。
スニル・ガヴァスカール氏(写真:中央)とドリームトラスト代表のシャラッド・ペンデセイ医師(写真:右)
ガヴァスカール氏との交流会には多くの糖尿病患者さんが集まりました。
子供たちからのサインに応じるガヴァスカール氏
スニル・ガヴァスカール氏は、1970年から80年にかけて活躍したクリケット選手で、インドでは誰もが知っている有名な方です。現役中は多くの功績を残しましたが、現在は引退し、クリケットの試合の解説者や、ムンバイで経営会社のオーナーとして活躍しています。
■スニル・ガヴァスカール氏(ウィキペディア(英語版))より
http://en.wikipedia.org/wiki/Sunil_Gavaskar
ドリームトラストのスタッフであるプラカシュ・デキシット氏が、現在、インドクリケット協会の幹部を務めており、ガヴァスカール氏とも友人ということで、2012年12月にガヴァスカール氏と糖尿病患者さんとの交流会が実現しました。
ガヴァスカール氏のサインと、ドリームトラストへのメッセージが書かれています。
交流会には多くの参加者が集まり、ガヴァスカール氏は糖尿病の患者さん達に向けて、「糖尿病であっても落ち込んではいけない。夢を大きく持って、自分を信じて一生懸命努力しよう!」とのメッセージを送りました。特に子供たちは国民的ヒーローの言葉に大変励まされましたようです。
その後、ガヴァスカール氏からドリームトラストへ、寄付金として100万ルピー(約180万円)の小切手が送られました。同封されていた手紙には、『多忙により寄付金の送付が遅くなってしまいましたが、ドリームトラストの活動に役立ててください。』とのメッセージが添えられていました。
ガヴァスカール氏から寄付された100万ルピーの小切手と手紙。 手紙には「この寄付金をドリームトラストの活動に役立てて頂きたい。」と書かれてあります。
インドでは、いまだ社会や文化、経済的事情の面において差別があり、1型糖尿病の子供を持つ家庭ではインスリンを与える経済的な余裕が無いという理由で治療を受けられず、子供たちが亡くなるケースが後を絶ちません。
ドリームトラスト代表のシャラッド・ペンデセイ医師は、2人の糖尿病の少女を失った経験から、1995年にドリームトラストを発足しました。
ドリームトラストでは、特定の糖尿病の患者さんを継続的にサポートするスポンサー制度を設けており、スポンサー費用は、主に1年分の患者さんのインスリンや診察費、通院にかかる旅費等に使われております。
2013年6月現在、685名のインドの糖尿病患者さんが支援を受けており、国際糖尿病支援基金からも現在16名の糖尿病患者さんを支援しています。
また、スポンサー制度以外にも、糖尿病患者さんやその家族のために交流会や勉強会のほかに、インドの糖尿病患者さんたちは、社会的、経済的な事情から教育を受ける機会が限られいるため自立支援を促すべく、職業訓練や就業支援、結婚支援等の「社会復帰支援プログラム」を実施しています。
国際糖尿病支援基金は、この活動に賛同し、ドリームトラストの活動を支援しています。ドリームトラストのスポンサーシップにご協力を頂きますようお願い致します。
http://www.dm-net.co.jp/idaf/2005/002098.php
http://www.dm-net.co.jp/idaf/sponsoring.php
1口:30,000円(糖尿病の子供1人、1年分の医療費として)
※大幅な為替の変動があった場合は、1口の金額を変更することがあります。
- 1口で、1型糖尿病患者さんのスポンサーになり、インスリンや医療費1年分をまかなうことになります。
- 毎年1回、スポンサーになった子供の写真と治療状況などをお届けするとともに、ホームページ上でご紹介します。
ドリームトラストのスポンサーシップにご賛同いただき、御参加いただける方は、下記口座(郵便局)までお振込み頂きますようお願い申し上げます。
御協力頂きました方は、支援者としてこのホームページ上の「支援者名」のコーナーでお名前を発表させて頂きますが、本名での発表をご希望でない方は、振替用紙(郵便局)の通信欄に掲載を希望するお名前をご記入ください。
口座番号:00160−3−82542
加入者名:国際糖尿病支援基金口
※通信欄へ「ドリームトラストのスポンサーシップ支援」とお書き頂きますようお願い致します。
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