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2011年05月15日

チアゾリジン薬による浮腫発症のメカニズムを解明 東大病院

 東京大学医学部附属病院の藤田敏郎教授と関常司講師らは、チアゾリジン誘導体で起きる副作用のメカニズムを解明した。浮腫を抑える新しい治療薬の開発につながる成果。米医学誌「Cell Metabolism」オンライン版に発表された。
 チアゾリジン薬が体液貯留を促し、足などがむくむ副作用が起こることがある。研究チームは、これまで知られていた遠位尿細管でのナトリウム再吸収とは異なるメカニズムを解明した。
[ Terahata ]
日本医療・健康情報研究所

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