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2010年10月20日
栄養バランス改善、意欲が高いとストレスが少ない 東京都調査
- キーワード
- 食事療法
食事の栄養バランスの改善に対し意欲をもっている人ほど、主食・主菜・副菜をそろえた食事をしている割合が高く、「朝食の欠食が少ない」「睡眠時間が足りている」と答えた人が多かった。
1日の食事(3食)のうち、主食(ご飯、パン、麺類など)、主菜(肉、魚、卵、豆腐などの豆製品を使ったおかず)、副菜(野菜を使ったおかず)をそろえた食事をしているか聞いたところ、「3食ともそろえている」人は19.7%のみ。「2食はそろえている」がもっとも高く39.5%だった。
健康・食生活の改善に対する意欲が「十分にある」と答えた人では、主食・主菜・副菜を「そろえている」人の割合が25.7%と高かったが、「あまりない」と答えた人では13.4%にとどまった。
食事の栄養バランスとストレスの有無は密接に関連していることも示された。悩みやストレスが「ほとんどない」人では、「3食をそろえている」人が33.0%でもっとも多い一方で、悩みやストレスが「よくある」「たまにある」と回答した人では、それぞれ14.0%、17.5%といずれも低かった。
また、ストレスを感じている人の割合は、朝食をとっている人ほど少ないことも示された。「朝食を必ず食べる」と回答した人は全体の3分の2だったが、悩みやストレスの有無別にみると、悩みやストレスが「ほとんどない」「あまりない」人では、朝食を食べている人の割合がそれぞれ80.2%、73.3%と非常に高く、悩みやストレスが「よくある」「たまにある」という人では、58.6%、67.5%に低下した。
睡眠時間についても同様の傾向がみられた。「朝食を必ず食べる」人では、睡眠時間が「十分足りている」という人の割合が75.9%と高かった。

調査の概要は下記のとおり。
2009年10月14日(調査期間 2009年10月14日〜11月13日) | |
住民基本台帳から無作為に抽出した6000世帯と調査基準日現在満20歳以上の世帯員 | |
集計対象 |
1. 世帯と世帯員の状況 調査の客体6000世帯のうち、回答を得られた3952世帯(回収率 65.9%) 2. 健康と医療に関する意識調査 3952世帯(9353人)のうち、回答を得られた満20歳以上の世帯員7259人 ただし、健診・保健指導の状況については、7259人のうち、40歳以上75歳未満の4230人が調査対象。 |
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