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2006年10月26日
観光と医療を融合させたヘルスツーリズム 〈和歌山〉
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観光と医療を融合させた新たな産業「ヘルスツーリズム」を作るプロジェクトが、NPO法人和歌山観光医療産業創造ネットワークと和歌山県立医科大学(南條輝志男学長)によって始められる。

糖尿病患者のためのツアー、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の予防のためのツアーなどを計6回行うことを計画している。将来に健康サービスを地域の観光と結びつけ、集客をはかる産業の創出につなげたいとしている。
自然や文化的景観に恵まれた観光地に転地することで、病気の予防、リラクゼーション、運動などの効果を得ようというヘルスツーリズムの考え方が注目されている
和歌山県立医大は、和歌山の観光資源を健康増進に役立てる調査・研究をする「観光医学講座」を今年7月に立ち上げた。このプロジェクトには医学面から具体的な取組みを行うという。
手始めに11月に2泊3日の「糖尿病患者ツアー」を、世界遺産となっている高野町で、“心と身体の浄化空海の歩いた道〜体験”と題して実施する。
それ以降は、パーキン
メタボリックシンドロームのためのツアー●詳細はNPO法人和歌山観光医療産業創造ネットワークのサイトへ日 時2006年11月3日(金)-5(日)、12月15日(金)-17(日)場 所川湯温泉 亀屋旅館、川湯温泉 立石、ハーモニースペース 風輪(白浜)予定している観光医療プログラム1. コンセプト
転地効果、リラクゼーション効果、教育プログラム 他2. 方法
(1)遊びでリフレッシュ
(2)運動療法
熊野古道ウォーキング 他
(3)温泉療法
(4)リラクゼーション:エステ、マッサージ
(5)教育的項目
生活習慣病についての医学講座、食事
[ Terahata ]
日本医療・健康情報研究所