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03 合併症ってなんだ? - そのほかの合併症
Q.390 高脂血症の検査で示される、コレステロールや中性脂肪の値には、どんな意味があるのでしょうか?
A.  高脂血症の検査では一般的に、総コレステロール、LDLコレステロール、HDLコレステロール、中性脂肪の数値が示されます。
 コレステロールは細胞膜やホルモンの材料となる脂質で、からだにとって不可欠なものです。しかしコレステロールが多すぎると、血液がドロドロになって血流が悪くなり、動脈硬化を起こします。とくに“悪玉”と呼ばれるLDLコレステロールは、コレステロールを全身に送り届ける役割を果たしていて、血管の壁に染み付きやすいために、動脈硬化の進行と強く関係しています。逆に“善玉”と呼ばれるHDLコレステロールは、余っているコレステロールを回収するように働いています。
 中性脂肪はエネルギー源で、炭水化物や脂質から作られます。動脈硬化の進行との関係では、コレステロール値ほどには強い相関関係にありませんが、数値が高ければもちろん、血管に負担となります。
 糖尿病の人では、中性脂肪値が高く、善玉のHDLコレステロール値が低くなりやすくなります。なお、これらの数値は概ね次の式の関係にあります(中性脂肪値が極端に高い場合はあてはまりません)。

総コレステロール=LDLコレステロール+HDLコレステロール+(中性脂肪÷5)

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