ニュース
2010年02月17日
糖尿病腎症による透析患者が9万2900人に増加
- キーワード
- フットケア情報ファイル 糖尿病合併症
日本の透析患者数は28万2600人
日本透析医学会が毎年実施している統計調査「わが国の慢性透析療法の現況」によると、2008年12月31日現在、国内で透析療法を受けている患者数は28万2,622人で、前年度より7,503人増加した。新たに透析療法を開始した患者(導入患者)の数は3万7,671人で、前年度より2.1%増加した。
日本人の人口は3年連続で減少しており、国内人口が1億2,029万人であることを考えると、全人口に占める透析患者数の割合は、およそ440人に1人に相当する。
日本透析医学会「わが国の慢性透析療法の現況(2008年12月31日現在)」
日本透析医学会「わが国の慢性透析療法の現況(2008年12月31日現在)」
図説「わが国の慢性透析療法の現況(2008年12月31日現在)」
[ Terahata ]
日本医療・健康情報研究所
フットケア情報ファイルの関連記事
- 京都大学発の新たな人工皮膚が承認 「糖尿病性潰瘍」に効果
- 糖尿病患者の痛風リスクがフェノフィブラートで半減 FIELD試験
- 糖尿病腎症による透析導入はやや減少 「健康日本21」中間評価
- 腎臓専門医への「紹介基準」を公表 日本糖尿病学会・日本腎臓学会
- PCSK9阻害薬の適正使用フローチャート 動脈硬化学会が見解を表明
- 糖尿病の人は「足の冷え」「しびれ」に注意 足の動脈硬化を改善
- 自分の足を知ろう 「足潰瘍」は合併症 足切断の5分の4は防げる
- ウォーキングで下半身を強くすると運動を続けやすい 「老化は足から」
- 水虫に対策するための8つのケア 糖尿病の人は夏こそ「フットケア」
- 次の診療で足を見てもらおう 「PAD」(末梢動脈性疾患)にご注意