糖尿病Q&A1000

Q.402 高尿酸血症とはどんな病気ですか?

 高尿酸血症とは、血液中の尿酸値が高い状態(7.0mg/dL以上)のことです。尿酸は、からだの中でプリン体が利用されたり、新陳代謝で古い細胞が壊れたあとに残る、廃棄物のようなものです。血液の中に溶けていて、腎臓でろ過され尿に排泄されます。
 血液中の尿酸が増え過ぎると、飽和して溶けきらなくなり、からだのふしぶしに溜まっていきます。からだはそのような尿酸を異物と判断し取り除こうとして、白血球などをその部位に集中させます。しかし尿酸は細菌やウイルスではないので、なかなか排除できません。その結果、激しい痛みを伴う炎症発作が起きます。それが痛風です。つまり高尿酸血症は、痛風のもととなる病気です。
2006年04月27日

※ヘモグロビンA1c(HbA1c)等の表記は記事の公開時期の値を表示しています。

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03-5 そのほかの合併症のQ&A

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