糖尿病Q&A1000

Q.315 無自覚性低血糖とは、低血糖の自覚症状がなくなる、という意味でしょうか?

 そのとおりです。低血糖は、インスリンや飲み薬による治療を行っている人に、薬の作用が強く現れすぎたときに血糖値が必要以上に低下して起こるものです。低血糖になると、通常は手足の震えや動悸・冷や汗などの症状が現れ、それによって低血糖に気付きます。低血糖で現れる症状は自律神経の働きが関係しているので、自律神経障害があると、低血糖症状がなかなか現れません。ですから低血糖に気付きにくくなります。
 低血糖は、分単位で症状が進むこともあって、血糖値が下がりすぎ手足を動かせなくなったり、意識がもうろうとしたり、気を失ってしまうこともあります。そのようになる前に低血糖に気付き、砂糖をとるなどの対処をとることが大切です。
(低血糖についてはこちらで取り上げています)
2006年04月25日

※ヘモグロビンA1c(HbA1c)等の表記は記事の公開時期の値を表示しています。

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03-3 神経障害のQ&A

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