ネットワークアンケート

医療スタッフのための『糖尿病情報 BOX&Net.』No.66 掲載

コロナ禍における受診状況の変化

患者さんへのアンケート

医療スタッフに聞きました

この度の新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、糖尿病患者さんの受診回数(頻度)に変化はありますか?

今回の調査では72%の医療スタッフが、患者さんの受診回数が「減った」と回答しました。新型コロナの影響が大きいことが伺えます。

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新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、長期処方の患者さんの割合に変化はありますか?

また、66%の医療スタッフが、長期処方が「増えた」と回答しています。その理由として、患者さんから要望があったという声がとても多く聞かれました。また、患者さんの感染リスクを減らすため、また来院患者さんの密度を減らすために、患者さんの血糖コントロールの状況を見て医師が判断するケースも多いようです。

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長期処方への変更や受診を控えている患者さんと、どのようにコミュニケーションをとっていますか?

こうした受診控えや長期処方で、次の診察までの期間が長くなった患者さんに対して、どのようなフォローがされているでしょうか?

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患者さんの生活習慣の変化(運動量の減少や生活リズムの乱れなど)や体調の変化(体重の増加や血糖の高値化など)を確認し、指導に活かすツールとして、何を使用していますか?

コロナ禍で患者さんの生活は大きく変化しました。特に緊急事態宣言下では、運動量が減ったという患者さんが多かったようです(患者さん向けアンケート結果参照)。そうした患者さんの生活の変化をどうやって捉え、診療に活かしていけばいいのでしょうか。今回の調査では手帳やノートを利用している医療スタッフが多かったですが、スマートフォンアプリやソフトの活用も一つの方法かもしれません。

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<調査概要>
実施時期:2020年 7月
調査方法:インターネット調査
対  象:「糖尿病ネットワーク」「糖尿病リソースガイド」メールマガジン会員
<回答者の属性>
医療スタッフ 134 名
職  種:医師 26名、看護師 47 名、管理栄養士 30名、栄養士 4 名、薬剤師 14名、 臨床検査技師 3名、理学療法士 3 名、保健師 3名、その他 5 名 ※重複あり
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このアンケートは、「糖尿病情報BOX&Net.No.66」に掲載されたものです。

※ヘモグロビンA1c(HbA1c)等の表記は記事の公開時期の値を表示しています。

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