ネットワークアンケート

2型糖尿病患者さんの治療への意識調査

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糖尿病の治療や予防対策は「つづけること」がとても大切です。定期的に受診したり、薬を飲んだり、食事を管理したりと、忙しい毎日の中で、2型糖尿病の患者さんや糖尿病予備群の方々は、どのように糖尿病と向き合っておられるのでしょうか?

調査概要・回答者属性はこちら

アンケート調査結果のまとめ

糖尿病の原因は?「運動不足」を挙げる人が最多

 2型糖尿病は生活習慣病として知られますが、そもそもその人がもっている遺伝が大きく関わっているといわれています。患者さんご自身では、どのように考えている人が多いでしょうか。
 今回のアンケートでは、糖尿病の原因として「運動不足」をあげた人が最も多く、次いで「食生活の乱れ」「生活習慣の乱れ」が多い結果となりました。「遺伝」をあげた人は約半数でした。

2型糖尿病の原因として多いものはどれだと思いますか?

Q1 Q1

2人に1人が、糖尿病の治療をやめたいと思ったことがある

 糖尿病は生涯にわたって治療をつづける必要があります。ときには「治療をやめたい」と思うことがあっても不思議ではありません。今回のアンケートでは、全体の半数以上が、治療や予防対策をやめたいと「よく思う」「ときどき思う」と答えています。
 治療をやめたいと思う理由としては、「食事制限が大変だから」という声が最も多くあがりました。

糖尿病の治療や予防対策をやめたいと思うことはありますか?

Q2
  • よく思う
  • ときどき思う
  • 思わない
  • 治療や対策をしていない

糖尿病の治療や予防対策をやめたいと思う理由は何ですか?当てはまるものをお選びください。

Q3 Q3

それでも8割以上の人は、治療中断の経験なし!

 しかし、「やめたい」と思うことはあっても、実際に自分の判断で(医師の指示なく)「病院に行かなかったり、薬を中止したことがある」と答えた人は4人に1人。8割以上の人は、治療を中断することなくつづけていました。

ご自身の判断で病院に行かなかったり、薬を中止したりしたことがありますか?

Q4

検査結果の記録が、2型糖尿病患者さんの励みに

 では、2型の糖尿病患者さんや血糖値が高いと指摘された方が治療をつづけるにあたって、どのようなことが励みになっているのでしょうか。最も多かった意見が「検査結果の記録」で、約7割の人が励みになると回答しています。

糖尿病の治療や予防対策の励みになっていることがあれば教えてください

Q5 Q5

 また、多くの患者さんが大変だと感じている食事の管理について、医師や管理栄養士に相談したいと思うかを聞いたところ、半数以上の人が「相談したくない」「相談する必要がない」と答えました。

食事の管理について、医師や管理栄養士に相談したいと思いますか?

Q6
まとめ

 糖尿病の治療を中断している間に、血糖コントロールが悪化し病気が進んでしまうことが問題になっています。今回のアンケートでは、2型糖尿病患者さんや血糖値が高いと指摘された方の最大の悩みの種が「食事制限」であることがうかがえました。一方で、検査結果が治療の励みになっている様子も見えてきました。日々の食事管理が無理なくおこなえること、そして、日々の努力の成果が実感できることが、2型糖尿病の治療をつづける上で大きな鍵になるのかもしれません。

調査概要
実施時期
2020 年 11月
調査方法
インターネット調査
対象
2型糖尿病患者さん、血糖値が高いと指摘されている方(糖尿病予備群)
回答者数
359名
回答者属性
性別
男性 273名、女性 86名
年代
20代 1名、30代 10名、40代 40名、50代 103名、60代 105名、70代 80名、80歳以上 20名
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※ヘモグロビンA1c(HbA1c)等の表記は記事の公開時期の値を表示しています。

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