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2013年10月02日
循環器病予防セミナー15講義をe-ラーニングで無償配信
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動脈硬化予防(研究・行動)啓発センター(井形昭弘 運営委員長)は、2013年夏に開催された社団法人日本循環器管理研究協議会が企画・推進する「第26回 日本循環器病予防セミナー」の講義内容「ライフステージに応じた循環器病予防:エビデンスの構築と実践にむけて」を、e-ラーニングシステムを通して無償配信する。
e-ラーニング配信の講義内容は、「第26回 日本循環器病予防セミナー」のうち14講義とモーニングセッション1講義。インターネット接続環境があれば、いつでもアクセスして視聴したい部分を、ビデオ映像とスライド資料で何度でも視聴することができる。
各講義を視聴した後は、講師から出題された問題にWeb画面上で解答し自己採点を行える仕組みがあり、講義内容の理解を深めることにつなげる。
第一線で活躍する先生方の講義を通じ、予防ガイドラインの根拠となるエビデンスが、どのような研究計画を経て得られるのかが理解できるプログラムとなっている。
研究者の方はもちろん、循環器病予防や動脈硬化予防に関わる医師、保健師、看護師、管理栄養士、健康運動指導士の方を対象とし、日頃の活動の基盤となる講義を、いつでも居ながらにして受講できる機会として活用できる。なお、この事業は、公益信託日本動脈硬化予防研究基金の助成を受けて実施された。
動脈硬化予防(研究・行動)啓発センターe-ラーニング受講の案内
【配信期間】
2013年10月1日〜2014年3月31日(予定)【講義内容】
■講義1疫学研究の基礎(倫理指針も含め): 自治医科大学公衆衛生学教室/中村 好一 氏 ■講義2
循環器疾患疫学総論: 滋賀医科大学社会医学講座公衆衛生学部門/三浦 克之 氏 ■モーニングレクチャー
福島県「県民健康調査」: 福島県立医科大学医学部公衆衛生学講座/安村 誠司 氏 ■講義3
研究計画の作成から実施へ: 公益財団法人結核予防会 第一健康相談所/岡山 明 氏 ■講義4
前向き研究の企画と管理: 岩手医科大学医学部衛生学公衆衛生学講座/坂田 清美 氏 ■講義5
臨床試験の企画・運営の実際: 介入研究の実際: 京都大学医学部附属病院臨床研究総合センター EBM推進部/上嶋 健治 氏 ■講義6
標準化と精度管理-疫学研究は誤差との戦い-: 滋賀医科大学社会医学講座公衆衛生学部門/三浦 克之 氏 ■講義7
批判的吟味について: 東北大学 東北メディカル・メガバンク機構 予防医学・疫学部門/寶澤 篤 氏 ■講義8
脂質異常症と循環器疾患: 慶應義塾大学医学部衛生学公衆衛生学/岡村 智教 氏 ■講義9
糖尿病・CKDと心血管疾患: 札幌医科大学医学部公衆衛生学講座 札幌医科大学医学部循環器・腎臓・代謝内分泌内科学講座(旧 内科学第二講座)/大西 浩文 氏 ■講義10
心理・社会的要因と循環器疾患: 福島医科大学 放射線県民健康管理センター疫学部門/大平 哲也 氏 ■講義11
メタアナリシスとマルチレベル分析: (独)国立健康・栄養研究所国際産学連携センター/西 信雄 氏 ■講義12
職域における循環器疾患予防: 金沢医科大学看護学部医科学領域/森河 裕子 氏 ■講義13
高齢医学: 福島県立医科大学医学部公衆衛生学講座/安村 誠司 氏 ■講義14
心臓リハビリテーション: 北里大学医療衛生学部リハビリテーション学科理学療法学専攻/東條 美奈子 氏 ※「日本循環器病予防セミナー」は、社団法人日本循環器管理研究協議会、公益財団法人日本心臓財団、動脈硬化予防(研究・行動)啓発センターの3団体共催による循環器病の疫学・研究プロトコルが学べる日本最高水準の循環器疫学・予防医学集中講座。毎年1回夏に少人数の合宿形式で開催され、2013年夏の第26回で修了者数は1,000名を超えた。セミナー修了者の方々はその後、日本の循環器疾患予防の指導者として各界で活躍している。 動脈硬化予防(研究・行動)啓発センター
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日本医療・健康情報研究所