このグループミーティングは患者同士の情報交換や仲間づくりを目的に、カウンセラーでもある斉藤武（チャプレン）氏を囲み、8月を除く毎月1回開かれている。

　この日、東京近郊から集まった参加者は20代から40代が中心。日常生活から就職、結婚、家族など、さまざまな話題が活発に交換された。「分からないことや悩んでいることなどを話すことができた」「通院している病院には同じ年代の人がいない、同じインスリン注射している人とオープンに話すことができた」「他の人と話すことで問題の解決につながることも多い」といった声も聞かれた。

　東京女子医大のグループミーティングは予約が不要で、希望者が自由に参加するという方式で行われている。参加者があらわれない日も危惧されたが16年も継続している。主催者は「こうしたグループミーティングにきっとニーズがあるからだろう」と話している。

　そこで、これとは別に、広く自由に参加できる「若い糖尿病患者さんとのグループミーティング研究会」（事務長：内潟安子・東京女子医科大学糖尿病センター教授）も年4回の開催を予定している。次回の11月開催に向け、参加者を広く募集している。

　「第1回目若い糖尿病患者さんとのグループミーティング」は11月23日に開催される。応募は原則として先着順だか、参加希望者が多数の場合は申込締切が前倒しになることもある。

日　時	2008年11月23日(日)　午前11時から午後3時まで
会　場	ジョンソン・エンド・ジョンソン　ダイアベティスインスティテュート（糖尿病研修センター） 東京都千代田区九段北1-8-10　住友不動産九段ビル15階 半蔵門線・東西線・新宿線「九段下駅」徒歩3分 半蔵門線・新宿線・三田線「神保町駅」徒歩6分 JR線・三田線「水道橋駅」徒歩8分 JR線・有楽町線・南北線・東西線・大江戸線「飯田橋駅」徒歩7分
参加募集	若年糖尿病の患者さん（10代〜）　20名 1型糖尿病に関わる医療従事者　15名
申込締切	2008年11月4日(火)　9：00AM

　下記ホームページで詳しい情報が紹介されている。