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2007年02月26日

ウォーキングで社会貢献 歩数に応じて寄付 

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 「ウォーキングマイレージ普及推進委員会」が発足し、東京で医師や企業関係者などを集めたシンポジウムが開催された。厚労省から「糖尿病戦略等研究事業」として補助金が支出されている。

 この事業では、企業などの従業員に歩数計を貸し出し歩数を報告、歩数に応じたポイントを算出して社会に寄付する仕組みが考えられている。歩数に応じて歩道整備や検診車の寄贈、発展途上国へのワクチン支援などに寄付される。

 個人にとっては、ウォーキングの目標をはっきりと設定し、実施状況を記録することで歩数を増やすことができ、運動習慣を確立することが期待できる。2型糖尿病などの生活習慣病対策となり、発症や合併症を予防できれば医療費の削減にもつながる

 昨年11月から製薬会社で試験を実施しており、通運会社や自治体などによる導入も予定しているという。


厚生労働省:平成18年度 厚生労働科学研究費補助金
糖尿病戦略等研究事業

動機付けの差による生活習慣における行動変容の継続性に関する研究−歩数確保による運動習慣の形成及び継続性に向けた新たなインセンティブ構築の提案\

主任研究者:井形昭弘(名古屋学芸大学 学長)


参考:厚生労働省ホームページ、経済産業省ホームページ、(株)エイチ・エム・アイ ホームページ
[ Terahata ]
日本医療・健康情報研究所

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