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2006年08月09日

超速効型インスリンアナログ製剤「ノボラピッド®」の妊婦への使用が欧州で承認

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 デンマークのノボ ノルディスク社は、超速効型インスリンアナログ製剤「ノボラピッド®」(一般名:インスリン アスパルト)の妊婦への使用が欧州委員会により承認されたと発表した。インスリンアナログ製剤としてEUで妊婦への使用が承認されたのは、ノボラピッド®が初めて。

 ノボ ノルディスクは、妊婦を対象としたインスリンアナログ製剤の試験としてはこれまでで最大規模の無作為割付群間比較試験を行った。この試験は、322名の1型糖尿病合併妊婦を対象に、4年間以上にわたり実施され、ノボラピッド®投与群ではヒトインスリン投与群と比較して、妊娠初期および後期における食後血糖値を有意に改善したという。また、重症な低血糖はヒトインスリンと比べて、夜間で52%、日中で15%、24時間では28%低下した。

 ノボラピッド®投与群ではヒトインスリン投与群と比べて、「治療が必要とされる新生児低血糖の危険性が減少」、「一貫した重篤な低血糖の減少(24時間、夜間および日中)」などの傾向が得られたという。(プレスリリース)

●詳細はノボ ノルディスク ファーマ(株)のコーポレートサイトへ
 www.novonordisk.co.jp

[ DM-NET ]
日本医療・健康情報研究所

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