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第5回
ベルランド総合病院内分泌・代謝科(5)
——どのような指導を行っておられますか?

八木稔人 先生
患者さんの自主性に任せた指導を心がける。「仕方なく」では続かないと語る八木先生
Dr.八木: 私は、食前に排尿して食後2時間に測定するという測定の基本は教えますが、"自分でできる範囲で"ということで、測定回数や間隔などとくに指示や強制はしません。患者さん自身で、掘り下げていくことに意味があると考えていますので。これを食べたらこれぐらい上がるなと食品ごとに実験してみたり、これぐらい運動すると下がるんだなと実感してみたり。トライアンドエラーで、学んでいただく。続ける人は、そういう"気付き"を楽しんでいますね。義務感や悲壮感を持ちながら仕方なく、ではどんな方法も続きません。

 記録表も、とくにこちらからはお渡ししておらず、糖尿病連携手帳を使っている方やパソコンで付けている方、自分でノートを作って記録している方などさまざまです。まめな人は、グラフを作って持ってくる人もいます。

——測定は、どのくらい続けることを推めていますか?

Dr.八木: 毎日食後に1〜2回を3カ月くらい、やってみたほうがよいと思います。できれば最初のうちは、昼と夜の食後2回、測ってみることをお勧めします。

——HbA1cとの相関は?

Dr.八木: 尿糖値が下がるとHbA1cもよくなることは実感しています。生活改善をがんばって尿糖値が下がってくると、次はHbA1cも下がるんじゃないかと、患者さんも次の来院時測定を期待されますね。

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2012年03月 


※2012年4月からヘモグロビンA1c(HbA1c)は以前の「JDS値」に0.4を足した「NGSP値」で表わされるようになりました。過去のコンテンツの一部にはこの変更に未対応の部分があります。

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