インスリンポンプSAP・CGM情報ファイル

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ベーサル設定

  1. Q49. ベーサル設定値を動かす血糖値の目安等はありますか?

    A.

    ベーサルは、血糖値が一定になるように調整します。高値でも、補食なしボーラスなしで一定であれば、ベーサル量は問題ありません。ボーラスや食事の影響がない時間帯の血糖が、一定であるかを検討することでベーサル注入量を調整します。

    (例)血糖変動が、10mg/dL/時以内になるように、ベーサル注入量を調整することを目標としますが、厳密にすることは困難です。数カ月かけて、少しずつ調整されることをお勧めします。以下のように、日常生活の血糖変動からベーサル量の調整を検討します。

    1. 夕食後4時間以上経った時間の眠前血糖値、午前3〜4時の眠中血糖値、早朝空腹時血糖を検討して、夜間のベーサル量を調整。
    2. 昼食後4時間以上経った時間の血糖値、間食なしで夕食後の血糖を検討することで、夕方のベーサル量を調整。
    3. 早朝に起床し血糖測定、朝食なしで数時間経過した後の血糖値を検討することで、午前中のベーサル量を調整。
    4. 朝食から4時間以上経った時点の血糖値と、昼食なしで数時間後の血糖値を検討することで、正午前後のベーサル量を調整。
    5. 昼食から4時間以上経った夕方の血糖値、夕食なして数時間後の血糖値で夕食時間前後のベーサル量を調整。
    6. 夕食を早めに摂取し(17〜18時)、夕食後4時間後の血糖値、夜食なしで数時間後の血糖値を検討することで、眠前時間帯のベーサル量の調整。
  2. Q50. インスリンポンプを一時的に中断するときの持効型インスリンによるベーサル・ボーラス再開、タイミング・方法は、どのようにすればよいですか?

    A.

    持効型インスリンの持続時間や効き方は、個人差がありますので個々に調整が必要です。グラルギンは、比較的多くの方で24時間前後の持続時間がありますので、使用しやすいと思います。たとえば、インスリンポンプを中断したいという時間にグラルギンを、インスリンポンプの1日ベーサル量と同量を打ちます。ボーラス量は、インスリンポンプとペン型同量を注入します。そしてグラルギンは24時間効果があると考えて、注入後24時間後にインスリンポンプを再開します。24時間より早くインスリンポンプを再開したい場合は、その時間まで一時基礎レートでベーサルを止めておけばOKです。

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