南米エクアドル「FUVIDA」の糖尿病患者さん(4)
ブリアナ・ビジェガス
ブリアナ・ビジェガスは、8歳の時に糖尿病を発症しました。
彼女を病院に連れて行った際、糖尿病性ケトアシドーシスに陥り、診察した医師からはとても重篤な状態であると告げられました。医師に処方されたインスリンを手に家にたどり着きましたが、家ではブリアナにインスリンを打つ事はありませんでした。
なぜなら、隣人や友人達が誤った知識を持ち「インスリンは身体に被害をもたらす悪いものであり、インスリンを注射することによってブリアナは失明(視力を失う)、さらに脚(両脚)を切断せざるを得ない状況となるだろう。」と、ブリアナの母親に伝えたのです。それを真に受けた母親は、お医者様方の指示を無視し、隣人や友人達の言うことに耳を傾け、結果、8ヶ月間もの間、娘に対してインスリンを打つことを止めていた状態でした。
ブリアナがどの様にしてFUVIDAにたどり着く事ができたのか?
ブリアナはソーシャルメディアを通じて、糖尿病の患者さんを支援する「FUVIDA」の存在を知り、病院での検診でヘモグロビンA1cの検査が出来ることなどを知りました。この時のブリアナのヘモグロビンA1cは15.76%でした。当時のブリアナは、友達と遊ぶ事もなく、食欲もないため食事を口にする事もなく、ただただ、眠っているだけでとても弱っている状態でした。
小学校の欠席日数もとても多く、悲しみで落ち込んでいる様子も見られ、家からも出たがらず、引きこもった状態でした。
ブリアナは日毎にやせ細っていき、ある日、ついに彼女は母親に苦しい症状を訴えました。「ママ、歩く事も息をする事も辛くて出来ないの」と。再度ブリアナを病院へと連れて行った際には、意識不明の昏睡状態に陥り始めた状態で、即彼女を入院させる事となりました。
診察していただいたお医者様は女性で、私たちの状況に理解を示し、幸いにもインスリンの使用方法について指導を受ける事が出来ました。お医者様に指示された通り,毎日同量のインスリンを打ちましたが、血糖値は高いままの状態が続き、結果、お医者様の指導した方法ではブリアナはインスリンの効果を得る事は出来ませんでした。
そしてご存知の通り、2020年には新型コロナウイルス(Covid-19)という世界的な疫病の流行により、病院に行く事も出来ず、血糖値が高い状態がずっと続いていました。
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FUVIDAの活動について
その後、FUVIDAのメンバーが彼女の家に向かい、ブリアナに必要なインスリン量を持参しました。インスリンの調節や使用方法をブリアナと母親に教えました。インスリンを正しく使用し、集中して治療にあたった3ヶ月後、ブリアナの病状は誰が見ても疑う余地もなく、明らかに良い状態となっていました。
―FUVIDAを知る前、どのくらいの期間ブリアナは「糖尿病性ケトアシドーシス」の状態でしたか?
・「1年間です」
―インスリンの正しい使い方がわからなかった期間と比べどのくらい間が空いていましたか?
・「18ヶ月間にも及びます」
―ヘモグロビンA1cの数値の変化によって彼女にどの様な変化が見られましたか?
・「お陰様でFUVIDAを知る事によって、インスリンの正しい使用方法や糖尿病であるという現実を受け入れられた事により、彼女の体重が正常に戻りそして何よりもブリアナに笑顔が戻った事に嬉しさと幸せを感じています。」
左の写真は現在のブリアナ。右の写真はFUVIDAと知り合う前ブリアナです。
現在は、ヘモグロビンA1cが7.6%で安定しています。
翻訳協力:永吉 早苗 様
BRIANA VILLEGAS
Brianna tiene diabetes desde los 8 años, ella la llevaron al hospital en estado crítico y la diagnosticaron cetoacidosis diabética, regreso a casa con la dosis de insulina prescrita, pero en casa ya no pusieron por que los vecinos, amigo dijeron que la insulina era mala, que la dejaba ciega y posiblemente le cortarían las piernas, la mama de Brianna hizo caso a los vecinos y dejaron sin poner la insulina 8 meses.
Como llegó BRIANA A FUVIDA
A través de redes sociales promocionamos una campaña médica y Brianna se entera que exite FUVIDA, y previo a los controles médicos se realizaron exámenes de Hemoglobina Glicosilada, y este examen arrojo que Brianna tenía 15,76 de HbA1c.
Brianna estaba muy débil solo dormía, no comía, no jugaba, faltaba mucho a la escuela, Brianna Se mostraba triste y no quería salir de la casa.
Cada día estaba más delgada hasta que un día, dijo a su madre, no puedo caminar no puedo respirar, fue cuando nuevamente la llevan al hospital entra en coma, se queda hospitalizda y la doctora le prescribe insulina, ellas nos entendía el proceso de la insulina y aplicaban la misma dosis cada día pero no le funcionaba sus valores se mantenía valores altos, y el 2020 no pudo asistir al hospital por la pandemia y solo pasaban las glucosas altas.
ACCION DE FUVIDA CON EL PROYECTO LFAC
Visitamos a Brianna a su casa llevándole todos los insumos necesarios además de enseñarles como ajustar la dosis de insulinas, después de tres meses con terapia intensiva con insulinas Brianna mejoró notablemente.
Adjunto foto actual y antes de llegar a FUVIDA.
La foto de navidad es el estado actual de Brianna y su hemoglobina está ahora en 7,6 %
ー¿Por cuánto tiempo Brianna fue diagnosticada antes de venir a FUVIDA?
Un año
ー¿Cuál fue el intervalo entre las dos imágenes?
18 meses.
ー¿Qué marcó la diferencia en la HbA1c?
La educación en diabetes recibida por parte de Fuvida hizo que Brianna recupere su peso y su sonrisa.
traducción:SANAE NAGAYOSHI
●関連サイト
2021年南米エクアドル「FUVIDA」の糖尿病患者さん(3)ガブリエラ・カレーニョ
2021年南米エクアドル「FUVIDA」の糖尿病患者さん(1)ホスエ・ピナルゴテ・エリアス
2021年南米エクアドル「FUVIDA」の糖尿病患者さん(2)サマンサ・ビジャシス
Fundacion Vivir con Diabetes(FUVIDA)(エクアドル)
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