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インスリン・フォー・ライフ・グローバル(オーストラリア)
アリシア・ジェンキンス新代表挨拶





Insulin for Life Global(Australia)
president.Alicia Jenkins

アリシア・ジェンキンス代表
(オーストラリア在住)

  私は、オーストラリアをはじめイギリス、アメリカで30年以上専門教育を受け臨床・研究の経験を持つ糖尿病専門医です。私はオーストラリアの田舎で生まれ育ち、母のメアリーが1939年の18歳の時に1型糖尿病と診断され、以後、74年に渡って糖尿病と共に元気に生き続けたことが、糖尿病に関心を持ったきっかけです。

  インスリン・フォー・ライフ(IFL)・オーストラリアへは、2000年に主要メンバー及び医療アドバイザーとして参加しました。IFLは2016年に現在の名称「IFL・グローバル」へ変更し、その翌年に私は代表職へ就任し今日に至ります。

  我々は、インスリンを始め糖尿病治療に必要な機器類を購入または諸団体や個人から寄付されたものを途上国の糖尿病患者さんへ支援し、活動を拡大してきました。IFLの活動には8か国に渡る国々の強力な援助があり、この8ヵ国の中には、日本の糖尿病支援基金が含まれます。詳しくはIFLホームページをご覧くだ さい。

  IFLへ提供された支援物資は、この20年程で約15倍に増加しました。IDF(国際糖尿病連合)発表の資料によれば、糖尿病患者の81%は医療事情の良くない地域で生活しているとのことで、我々IFLの活動はますます重要性を増してきていると実感しております。
また、新型コロナウイルス感染症のパンデミックによって、医療においては物資だけでなく、供給体制自体も悪化してしまいましたが、その状況下の中で国際糖尿病支援基金は、毎年、欠かさず定期的に支援をしてくださっています。
途上国では5オーストラリアドル(日本円換算すると約480円)があれば、糖尿病患者1人に対し、1週間分のインスリン、注射器、血糖測定器を提供できるのです。

  我々は「医療供給体制が脆弱な国々の恵まれない途上国の糖尿病患者さんの命を救い、患者さんの経済的負担を和らげる」という目標のもと、以下のことを実践しています。

  • 未使用で使用期限内のインスリン、テスト・チップをはじめ、糖尿病治療に必要な機材を購入または寄付を受け、継続的に支援する。また災害などの緊急時にも被害のあった地域に向けて支援活動を行う。
  • 主に途上国において患者さんや医療従事者への糖尿病教育や、糖尿病キャンプ、スクリーニング検査などの啓蒙活動を支援する。
  • 糖尿病治療に必要な薬剤や機材の入手及び治療を受けることが可能となるように支援すると共に実態調査をする。

  IFLでは、国際糖尿病支援基金のような安定的・継続的なパートナーシップに期待を寄せています。

■インスリン・フォー・ライフ・グローバル
https://www.insulinforlife.org/

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2023年08月
国際糖尿病支援基金
  • これまでに寄せられた寄付金
    1,956万265円 
  • これまでに実行した支援金
    1,941万7,033円 

(2024年04月現在)

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