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2020年ドリームトラスト(インド)からの近況報告

 インドで現地の糖尿病患者さんを支援する「ドリームトラスト」(代表 シャラッド・ペンデセイ医師)より、国際糖尿病支援基金が支援している1型糖尿病患者さんの近況報告、ならびに新型コロナウイルスにおけるドリームトラストの支援活動についての報告が届きましたので、ご紹介します。
 新型コロナウイルス感染症が世界中で猛威をふるっており、インドでも経済および社会にも大きな影響を与えています。

 国際糖尿病支援基金はこの活動に賛同し、ドリームトラストを支援しています。
また、当基金では皆様からの ご支援をお待ちいたしております。



1.インドの1型糖尿病患者さんの近況報告について

 現地の小児1型糖尿病患者さんの近況を知らせるレポートが届きました。新型コロナウイルス感染症による都市封鎖の影響で、今年の学年末試験は中止となり、多くの子供たちはテストの結果と関係なく次学年に進級することになりました。 詳しくは、こちらをご覧ください。

「国際糖尿病支援基金」が支援をしているドリームトラストの1型糖尿病患者さん
http://www.dm-net.co.jp/idaf/sponsoring.php#dt




2.新型コロナウイルスにおけるドリームトラストの支援活動について

 インドでは、約58万人が新型コロナウイルスに感染し(2020年7月1日現在)、約2か月間続いた都市封鎖は部分的に解除されました。
 都市封鎖によって、近隣都市への運送業、玩具や衣服の小売業、屋台の喫茶業、露天理髪、などが休廃業を余儀なくされたため、インド政府は、これらの人々に米・小麦・豆・日用品を支給しています。

 都市封鎖解除直後に、1型糖尿病の子供たちが一斉にドリームトラストへインスリンを受け取りに来ている状態です。子供たちの保護者と話をしていると、失業、または賃金が支払われないなど、深刻な経済状態であることが伺えます。
 その状況を知り、ドリームトラストでは、活動資金の中から約15000ルピー(約22000円)を約300名の患者さんの家族へ生活費として提供を開始しました。
 また、ドリームトラストでは、より多くの糖尿病患者さんを支援するために、各方面で募金活動を行っております。
今後2、3か月の間に経済が回復することを期待しています。

ドリームトラストの支援活動については地元の新聞でも紹介されました。

関連サイト
ドリームトラスト(インド)「1型糖尿病患者さんへの新型コロナウイルス対応について」
ドリームトラスト(インド)
国際糖尿病支援基金

 ドリームトラストの活動にご賛同いただき、御参加いただける方は、下記口座(郵便局)までお振込み頂きますようお願い申し上げます。

 御協力頂きました方は、支援者としてこのホームページ上の「支援者名」のコーナーでお名前を発表させて頂きますが、本名での発表をご希望でない方は、振替用紙(郵便局)の通信欄にご希望のお名前をご記入ください。

振込口座(郵便局):
口座番号:00160−3−82542
加入者名:国際糖尿病支援基金口

2020年07月
国際糖尿病支援基金
  • これまでに寄せられた寄付金
    2,012万9,888円 
  • これまでに実行した支援金
    1,951万7,033円 

(2024年12月現在)

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