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2007年10月25日

糖尿病から母児を守るために キャンペーンを開始

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 日本糖尿病財団日本糖尿病・妊娠学会は、キャンペーン「糖尿病の検出および発症予防事業」を展開することを決めた。このキャンペーンは「糖尿病と妊娠」についての知識を社会に普及し、尿糖や血糖検査の必要性を広く社会に啓発するというもの。

 日本の若年層でも2型糖尿病が増え、糖尿病のある女性の妊娠が増加している。糖尿病を早期発見し、血糖を良くコントロールし、合併症に注意していれば、結婚生活はもちろん、赤ちゃんを生むこともできる。

 糖尿病のあることを知らずに妊娠すると母・児にさまざまな障害を起こす可能性が高くなる。また糖尿病合併症のある場合などは妊娠により著しく悪化するおそれがある。

 糖尿病による障害を予防するために、妊娠前に検査を受けて、糖尿病がある場合には適切な治療・管理を行うことが重要だ。

 活動では、20〜40歳の妊娠可能な女性を対象に、糖尿病についての正しい知識を普及し、毎年行われる糖尿病週間を中心に、尿糖や血糖検査の必要性を啓発する。

 日本糖尿病財団、日本糖尿病・妊娠学会が中心となり、厚生労働省、日本糖尿病学会、日本糖尿病協会、日本産科婦人科学会が後援に参加する。

キャンペーンのポスター

日本糖尿病財団ホームページへ
日本糖尿病・妊娠学会ホームページへ

[ Terahata ]
日本医療・健康情報研究所

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