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2007年09月27日

[尼崎] 生活習慣病対策にヘルシー弁当

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 兵庫県尼崎市は糖尿病などの生活習慣病やメタボリックシンドロームの増加に対策するため、20歳から40歳代の健康保険加入者を中心に、健診の受診率の引き上げや保健指導実施の向上を目的とした「ヘルスアップ尼崎戦略事業」を昨年度より実施している。

 市が2004年度に行った調査によると、1カ月に400万円以上の医療費がかかった患者の約8割は、生活習慣病と関連の深い血管に関する病気(心疾患、脳血管疾患など)が原因だったという。

ヘルシー弁当を開発
 持ち帰り弁当チェーン店を展開している「ハークスレイ」(大阪市)は、同市の事業にの予防に呼応し、エネルギーやコレステロールなどを抑えた「ヘルシー弁当」を開発、今月5日より尼崎市市役所近くの「ほっかほっか亭西難波店」で試験販売をはじめると発表した。

 市が今年4月から募集をはじめた「頑張る尼崎市民を応援するサポーター企業」に同社が応募し採用されたもの。開発したのは「ヘルシーのり弁当」(589kcal)、「ヘルシー唐揚弁当」(757kcal)、「ヘルシーシャケ弁当」(619kcal)。

 それぞれ栄養バランスを重視し、エネルギー量は従来のおよそ半分に抑えたという。玄米を使い、120gの野菜を入れた。脂肪の多いフライなどの揚げ物の点数を減らし、食物繊維の多い食材を取り入れた。

 市内の1店舗のみの販売だが、売れ行きが好調なため販売店を増やすことを検討しているという。

尼崎市ホームページ

[ Terahata ]
日本医療・健康情報研究所

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