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2006年02月22日

糖尿病専門医、子供の肥満・糖尿病の増加や生活習慣の悪化を懸念

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ノボ ノルディスク ファーマの調査

 ノボ ノルディスク ファーマは、糖尿病専門医を対象に、子供の健康・生活習慣や小児の糖尿病患者の現状に関する意識調査を行い、同社のコーポレートサイトで公表した

 この調査は昨年11月に、日本糖尿病学会に所属し調査期間直前1カ月に糖尿病患者を20人以上診察した医師に対しインターネットで行われたもの。有効回答は計549人で、うち勤務医が332人、開業医が217人だった。

 糖尿病専門医の半数近く(48.3%)が、小児(18歳未満)の2型糖尿病患者は1年前と比べて「やや増えている」もしくは「増えている」と感じていて、子供達の生活習慣の乱れやそこから引き起こされる肥満や糖尿病といった疾患の増加を危惧していることが明らかになったとしている。

 また、その実態に対して親や社会全体の認識が不足していることに懸念を抱いていることが示された。子供の肥満や糖尿病の増加は、親だけでなく学校や社会全体の問題であると考える医師が80%近くに上り、「生活習慣病教育は社会全体で取り組むべき」(79.8%)、「学校で生活習慣病についての教育が必要だと思う」(70.6%)、「肥満予防は社会全体で取り組むべき」(77.7%)などの意見が多かった。(プレスリリース)

●詳細はノボ ノルディスク ファーマ(株)のコーポレートサイトへ
 http://www.novonordisk.co.jp/

[ DM-NET ]
日本医療・健康情報研究所

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