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2005年03月16日
米国で1型糖尿病と2型糖尿病の新しい治療薬を承認
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米国食品医薬品局(FDA)は3月16日、1型糖尿病と2型糖尿病の新たな治療薬として、Symlin®(pramlintide acetate)を承認した。
Symlin®は、インスリンだけで血糖コントロールを十分にできない患者に対し、注射により投与する製剤。インスリンと併用し食事時に注射することで、食物から血中へのブドウ糖の流入を遅くし、食後3時間の血糖値を下げる作用があるという。インスリン分泌を補うものではなく、インスリンの必要量を低下させることで、血糖値の増減幅を抑えながらコントロールできる効果がある。
この製剤は米国のAmylin Pharmaceuticals社により開発され、その成分であるPramlintideは、インスリンと同じく膵ランゲルハンス島β細胞から分泌されるホルモンであるアミリンのアミノ酸組成を遺伝子工学的に一部組み換えたアナログ製剤。アミリンは食事摂取量に応じてインスリンとともに分泌され、ブドウ糖の調整に関与しているという。
●Amylin Pharmaceuticals(英文)
●SYMLIN.com(英文)
●SYMLIN.com(英文)
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日本医療・健康情報研究所