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2005年02月28日
3年ごとの糖尿病のスクリーニングは費用対効果が高い
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45歳から74歳の人を対象に、スクリーニング(ふるいわけ)を3年ごとに行い2型糖尿病を早期に発見し、治療を開始することが医療費の削減につながるという研究が、米国糖尿病学会が発行した「Diabetes Care」2月号に発表された
3年ごとの随時血糖値の検査と、130mg/dLのカットオフ値を用いることで、通常の健康診断時に実施した場合に、診断されていなかった糖尿病を1例発見するのに必要な費用は275ドル(約3万円)程度で済むという。
米国では500万人以上が未診断の糖尿病で、2002年の時点で直接・間接の医療費は1320億ドル(約14兆円)という膨大なものになると推定される。こうしたスクリーニングは誤差が少なく、対費用効果も高いとしている。
●詳細は「Diabetes Care」のサイトへ
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