糖尿病食事療法用宅配食で自宅入院

2008年06月27日

わたしの自宅入院 (1)

野澤顕治さん

わたしの自宅入院
宅配食は、病院食のような物足りなさが無く、抵抗無く取り入れることができました。メニューも和食、中華、洋食(スープ付き)とバラエティに富んでおり、おいしく飽きません。そのため、長く続けることができました。
わたしは料理が苦手ですが、ひとりで夕食をとるときなど宅配食はとても便利です。最近孫ができたため家内が家を空けることも多く、わたしもひとりで別荘にいくことがあるので、そういったときの食事管理にも、宅配食を役立てています。
宅配食を利用することで、感覚的にカロリーバランスと食事の摂取量を学習することができます。続けることで、暴飲暴食の癖が取れました。
趣味でコーラス(六本木男声合唱団)をしていますが、その事務局でアルバイトをしている女性にも宅配食をつかった自宅入院を紹介しました。すると、ぜひ体験してみたいということで宅配食をプレゼントしたところ、大変好評でした。彼女の本業はプロのモデルで、ひとり住まい。1食分を2回に分けて利用しており、とても便利だそうです。
自宅入院中のある1日(趣味のコーラスの練習日)
4:30 起床  
5:00〜6:00 愛犬のラブラドールとゴールデンの散歩 運動
6:00 朝食【ご飯・納豆・味噌汁・サラダ・玉子焼き】 食事
8:00 出勤【駅まで自転車で10分】 運動
9:30 事務所到着  
12:00 昼食【近くの食堂で刺身と肉じゃが定食】 食事
14:00 来客と打ち合わせ  
17:00 蕎麦屋で軽い夕食【もり蕎麦】 食事
17:30〜18:20 徒歩でコーラスの練習会場に移動
【六本木〜麻布十番】
運動
18:30〜21:30 ストレッチ運動の後、声だし、練習で絞られる 運動
21:30〜22:40 電車で帰宅  
23:00 入浴後、宅配食を肴に無糖350mlビールで晩酌 食事
23:40 就寝  
自宅入院中のある1日(趣味のコーラスの練習がない日)
4:30 起床  
5:00〜6:00 愛犬の散歩 運動
6:00 朝食【ご飯・大根おろし・サラダ・漬物・味噌汁】 食事
8:00 出勤  
18:30 帰宅  
18:30〜19:00 入浴  
19:00 夕食【宅配食・ご飯】 食事
20:30〜21:00 愛犬の散歩 運動
21:00〜23:00 TV、家族との団らん  
23:00 就寝  
◆ 大野先生からのコメント ◆

よく、「体重を1kg減量すると腹囲は1cm減る」といわれますが、野澤さんのケースは正にこれにピッタリ当てはまります。さらに注目すべき点は、腹囲が3cm減っただけでHbA1cは1%近くも改善したという事実です。内臓脂肪を減らすだけで、こんなに効果があるわけです。まず、体重を2〜3kg、腹囲を2〜3cm減らすことを目標に減量に取り組むことが大切でといえましょう。

さて、野澤さんは宅配治療食を別荘へ持って行かれたり、一人での夕食などいろいろなシーンに合わせて上手に取り入れていらっしゃることがよく解ります。このように無理をせず、自然体で日常生活へ取り入れることが成功の秘訣です。宅配治療食は病人食ではありませんので、年齢を問わず独り住まいの方々にとっても便利な健康食として利用することができるのです。

ちなみに野澤さんの利用している宅配食は、ニチレイの気くばり御膳(冷凍)です。

もくじ

わたしの自宅入院

宅配食アンケート

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※ヘモグロビンA1c(HbA1c)等の表記は記事の公開時期の値を表示しています。

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