糖尿病Q&A1000
Q.916 アルコールと中性脂肪の関係は?
エネルギーを脂肪のかたちで蓄えておくのが中性脂肪で、必要に応じて遊離脂肪酸に変わりエネルギー源として使われます。食べ物からのエネルギー摂取量が多いときには、消費されずに余った分が中性脂肪に変わるので、血液中の中性脂肪値が高くなります。
アルコールを飲んだときも中性脂肪値が高くなります。ただしこれは、アルコールのもつエネルギー自体が血液中の中性脂肪値を高めるわけではなく、アルコールが肝臓で分解されるときに中性脂肪の合成を促すように作用する結果と考えられています。中性脂肪値が高い「高中性脂肪血症」は高脂血症のタイプの一つで、動脈硬化を進みやすくします。
アルコールを飲んだときも中性脂肪値が高くなります。ただしこれは、アルコールのもつエネルギー自体が血液中の中性脂肪値を高めるわけではなく、アルコールが肝臓で分解されるときに中性脂肪の合成を促すように作用する結果と考えられています。中性脂肪値が高い「高中性脂肪血症」は高脂血症のタイプの一つで、動脈硬化を進みやすくします。
2006年05月24日
※ヘモグロビンA1c(HbA1c)等の表記は記事の公開時期の値を表示しています。
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12-3 たばこやアルコールのQ&A
- Q.909 たばこをやめるように言われますが、糖尿病の治療にどんな影響があるのでしょうか?
- Q.910 たばこの害悪をわかっていてもやめられない場合は、どうすればよいでしょうか?
- Q.911 たばこを吸っている人が禁煙すると太るといいます。太るのは糖尿病の治療によくないのでは?
- Q.912 アルコールについてはどうですか?
- Q.913 糖尿病患者にとって、アルコールはなぜよくないのでしょうか?
- Q.915 アルコールと高血圧の関係は?
- Q.914 アルコールのエネルギー量を考えながら飲めばよいのですね。
- Q.916 アルコールと中性脂肪の関係は?
- Q.917 アルコール性低血糖について教えてください。
- Q.918 アルコールと神経障害、肝炎との関係を教えてください。
- Q.919 糖尿病では「原則禁酒」ということでしたが、原則以外の“例外”はどんなケースでしょうか?
- Q.920 宴席でお酒を飲むのは避けられないのですが…