糖尿病Q&A1000
Q.915 アルコールと高血圧の関係は?
アルコールを少量飲んだ直後は、若干の血圧低下作用が現れますが、習慣的に飲むと血圧が高くなります。統計的に、飲酒量が多い人ほど血圧が高い人が多いことがわかっていて、毎日アルコールを飲む習慣がある人は、その習慣がない人に比べて10歳加齢が進んだ血圧値を示すという調査結果もあります。
アルコールそのものの作用とは別に、飲酒時に食べるおつまみに塩辛いものが多いことも塩分過多を招いて、血圧コントロールを悪化させます。
もう何度もお話ししましたが、糖尿病に高血圧を併発すると、合併症の発症・進行がより早くなってしまいます。
アルコールそのものの作用とは別に、飲酒時に食べるおつまみに塩辛いものが多いことも塩分過多を招いて、血圧コントロールを悪化させます。
もう何度もお話ししましたが、糖尿病に高血圧を併発すると、合併症の発症・進行がより早くなってしまいます。
2006年05月24日
※ヘモグロビンA1c(HbA1c)等の表記は記事の公開時期の値を表示しています。
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12-3 たばこやアルコールのQ&A
- Q.909 たばこをやめるように言われますが、糖尿病の治療にどんな影響があるのでしょうか?
- Q.910 たばこの害悪をわかっていてもやめられない場合は、どうすればよいでしょうか?
- Q.911 たばこを吸っている人が禁煙すると太るといいます。太るのは糖尿病の治療によくないのでは?
- Q.912 アルコールについてはどうですか?
- Q.913 糖尿病患者にとって、アルコールはなぜよくないのでしょうか?
- Q.915 アルコールと高血圧の関係は?
- Q.914 アルコールのエネルギー量を考えながら飲めばよいのですね。
- Q.916 アルコールと中性脂肪の関係は?
- Q.917 アルコール性低血糖について教えてください。
- Q.918 アルコールと神経障害、肝炎との関係を教えてください。
- Q.919 糖尿病では「原則禁酒」ということでしたが、原則以外の“例外”はどんなケースでしょうか?
- Q.920 宴席でお酒を飲むのは避けられないのですが…