糖尿病Q&A1000

Q.811 「尿路感染症に注意」とありますが、尿路感染症とはどのようなものですか? また、糖尿病の人の妊娠とどのような関係がありますか?

 尿路感染症とは、膀胱炎や腎盂炎、腎盂腎炎などです。妊娠中には、大きくなっている子宮に膀胱や尿管が圧迫されて尿が溜まりやすくなることから、尿路感染症が起こりやすくなります。また、血糖値が高いときには尿路感染症に限らず、さまざまな感染症にかかりやすくなるので、妊娠中には尿路感染症により注意が必要と考えられます(Q.302も参照してください)。対策としては、陰部の清潔を保つ、例えば温水洗浄弁座トイレを使うといったことです。
2006年05月18日

※ヘモグロビンA1c(HbA1c)等の表記は記事の公開時期の値を表示しています。

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10-1 糖尿病女性の妊娠・出産のQ&A

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