糖尿病Q&A1000

Q.556 インスリン抵抗性改善薬(チアゾリジン誘導体)の場合は、どのように加減するのですか?

 インスリン抵抗性改善薬は筋肉細胞のブドウ糖利用を高めたり、肝臓からブドウ糖が血液中に放出されるのを抑えたりして血糖値を下げます。服用量の加減は BG 薬と同様に考え、食欲がなかったり発熱などの症状があるときには無理に服用する必要はなく、中止してください。この薬は体内から薬の成分が出ていくのに少し時間がかかりますから、シックデイのあいだ服用を中止しても、それによって血糖コントロールが急速に悪化することはあまりないといえます。
2006年05月10日

※ヘモグロビンA1c(HbA1c)等の表記は記事の公開時期の値を表示しています。

Copyright ©1996-2024 soshinsha. 掲載記事・図表の無断転用を禁じます。
治療や療養についてかかりつけの医師や医療スタッフにご相談ください。

06 シックデイ対策を覚えておこう [Q.521-560]のQ&A

このページの
TOPへ ▲