糖尿病Q&A1000

Q.497 (10)に「尿糖測定に血糖自己測定をプラスする」とありますが、血糖自己測定をしていれば尿糖を測る必要性はないと思いますが・・・

 薬物療法、とくにインスリン療法をしている患者さんの場合は血糖自己測定がメインになると思いますが、薬物療法をしていない患者さん、または飲み薬だけで治療している患者さんには、今のところ血糖自己測定はあまり普及しておらず、尿糖を測っている方が多いのが現状です。
 尿糖測定を血糖コントロールの指標として用いるには、Q.458〜468で解説したように、いくつかの注意点、得られる情報の限界があります。しかし、尿糖測定に血糖自己測定を追加することで、その弱点を補うことができます。例えば、尿糖が陽性になりやすい時間帯だけに血糖値を測り、あとは尿糖測定で済ますなどの使い分けが考えられます。
 糖尿病予備軍の人や比較的軽度の糖尿病で、起床後や食前の尿糖は陰性に保たれているのであれば、このように尿糖測定をベースに血糖自己測定を適宜追加する方法で、十分な情報を得られます。また最近では、従来の試験紙法ではなく、デジタルで手軽に何度でも尿糖を正確に測定できる尿糖測定器(KKタニタ・デジタル尿糖計。2004年6月発売)も開発されています。
2006年04月28日

※ヘモグロビンA1c(HbA1c)等の表記は記事の公開時期の値を表示しています。

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05 血糖値を自分で測ってナイスコントロール [Q.481-520]のQ&A

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