糖尿病Q&A1000

Q.448 グルカゴン負荷試験とは、どんな検査ですか?

 グルカゴンは膵臓のα細胞から分泌されているホルモンで、肝臓のグリコーゲンを分解して血糖値を上昇させたり、インスリン分泌を刺激する作用をもってます。そのグルカゴンを注射して、その後の血糖値や血中インスリン濃度(またはC-ペプチド)から、膵臓のインスリン分泌能力を調べるのが、グルカゴン負荷試験です。Q.447で解説したグルコース糖負荷試験と似ていますが、グルカゴンは膵臓のβ細胞を直接刺激してインスリン分泌を促すので、インスリン分泌能力に的を絞って調べるときに適した検査です。
2006年04月28日

※ヘモグロビンA1c(HbA1c)等の表記は記事の公開時期の値を表示しています。

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04 検査に関するクエスチョン [Q.412-480]のQ&A

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