糖尿病Q&A1000

Q.426 1,5-AGとは、なにを調べる検査ですか?

 1,5-AG は、食べ物の中に含まれているブドウ糖によく似た成分です。栄養素としての働きはほとんどないようですが、ブドウ糖と同じように血液中にいつも一定量存在しています。
 血糖値が高いとき、腎臓では余分な血糖(血液中のブドウ糖)を尿の中に排泄するので、尿糖が出ます。それと同時に、ブドウ糖によく似ている物質である1,5-AG も尿中に排泄されます。このため、尿糖が出るたびに血液中の1,5-AG が少しずつ減っていきます。その性質を利用し、血液中の1,5-AG の濃さを調べることで糖尿病の治療状況を判定するのが、1,5-AG 検査です。
2006年04月28日

※ヘモグロビンA1c(HbA1c)等の表記は記事の公開時期の値を表示しています。

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04 検査に関するクエスチョン [Q.412-480]のQ&A

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