糖尿病Q&A1000
Q.3 血液の中のブドウ糖は、なんのためにあるのですか?
血液中のブドウ糖、つまり血糖は、全身の細胞のエネルギーとして使われます。ヒトのからだは約60兆個といわれる細胞の集合体といえますが、一つ一つの細胞は、それぞれが生きて活動し続けるために、つねに酸素と栄養(ブドウ糖)を必要としています。そのいずれもが血液によって全身に届けられています。
2006年03月07日
※ヘモグロビンA1c(HbA1c)等の表記は記事の公開時期の値を表示しています。
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01 糖尿病ってどんな病気? [Q.1-40]のQ&A
- Q.1 糖尿病とはどんな病気ですか?
- Q.2 血糖値はなんですか?
- Q.3 血液の中のブドウ糖は、なんのためにあるのですか?
- Q.4 血糖はどのようにできるのですか?
- Q.5 糖質食品とは、どんなものですか? 糖分がからだの中に入ってエネルギーになるまでの仕組みを教えてください。
- Q.6 糖分がからだの中に入ってエネルギーになるまでの仕組みを教えてください。
- Q.7 血糖値はふつう、どれくらいなのですか?
- Q.8 血糖値が高くなると、どんなことが起きますか?
- Q.9 糖尿病と診断されるのは、どんなときですか?
- Q.10 ブドウ糖負荷試験の基準が、空腹時や2時間値などに分けられているのには、どんな意味があるのですか?
- Q.11 ブドウ糖負荷試験の糖尿病の診断基準は、Q.8の説明の「血糖値が多少高い程度」にあてはまると思います。その程度の血糖値なら「ほとんど症状は現れない」ということでした。症状が現れない程度の状態を、なぜ糖尿病と診断するのでしょうか?
- Q.12 合併症とは、なんですか?
- Q.13 糖尿病の合併症には、どんなものがありますか?
- Q.14 「合併症を防ぐため、症状が現れない程度でも糖尿病を治療する必要がある」ということでしょうか?
- Q.15 合併症が起きてから治療したのでは遅いのですか?
- Q.16 合併症を防ぐにはどうすればよいのでしょう?
- Q.17 なぜ高血糖になるのでしょうか?
- Q.18 インスリンとはなんですか?
- Q.19 どうしてインスリンの作用が足りなくなるのでしょう?
- Q.20 インスリンの分泌量が減ったり、インスリンの感受性が悪くなる原因はなんですか?
- Q.21 なぜ糖尿病になるのでしょう?
- Q.22 生活習慣病とは?
- Q.23 2型糖尿病は、遺伝するということですか?
- Q.24 身内に糖尿病の人がいなければ、糖尿病の心配はいりませんね。
- Q.25 2型糖尿病について、もう少し詳しく教えてください。
- Q.26 糖尿病は“ぜいたく病”のようなイメージがありますが、私はそんなにぜいたくな暮らしをしているつもりはありません。それなのになぜ糖尿病になってしまったのですか?
- Q.27 そもそも、なぜ「糖尿病」という病名がついたのですか?
- Q.28 「糖尿病は尿糖が出る病気」という説明は、正しくないのですね。
- Q.29 「尿に糖が出てなければ糖尿病が治った」と考えるのも間違いですか?
- Q.30 2型糖尿病以外には、どのようなタイプの糖尿病があるのでしょうか?
- Q.31 1型糖尿病について教えてください。
- Q.32 自己免疫疾患とはなんですか?
- Q.33 「その他の特定の機序、疾患によるもの」とは、どのような糖尿病ですか?
- Q.34 妊娠糖尿病とは、どのような糖尿病ですか?
- Q.35 NIDDMとかIDDMという言葉を聞いたことがあります。1型・2型という分類とどう違うのですか?
- Q.36 インスリン療法をしている人はIDDM、インスリン療法をしていない人はNIDDMということでしょうか?
- Q.37 インスリン非依存状態、つまりNIDDMの状態でもインスリン療法が必要なのですか?
- Q.38 2型糖尿病の治療がうまくいかないと、病気が進行・悪化して1型糖尿病になるのですか?
- Q.39 日本に糖尿病患者はどれくらいいますか?
- Q.40 890万人近い人が糖尿病の治療を受けているわけですね。