DMオピニオン
インスリンとの歩き方
自分の1型糖尿病との生活(約30年)を振り返って、
文章を書くことにしました。
同じ病の人の参考になったら、
また、少しでも勇気づけることができたら、嬉しいです。
そして、身近に、この病気の人がいる方たちが、これを読んで、
少しでも1型糖尿病への理解を深めてくだされば幸いです。
もくじ
- 第1回 あなた、一生、インスリン注射が必要です
- 第2回 人前で低血糖になるな
- 第3回 就活と見えざる何か
- 第4回 消えたインスリン
- 第5回 消えたインスリン その2
- 第6回 アルバイトの経験
- 第7回 大学での部活
- 第8回 社会人1年目、罹病10年目、マグネットへの羨望
- 第9回 1型糖尿病(23歳、男)の性
- 特別寄稿「被災した糖尿病患者さんへ」
- 第10回 表彰状の行方
- 第11回 トップセールスへの道 ―超速効型の登場と低血糖―
- 第12回 仕事に打ち込む夏 ―データか、センスか―
- 第13回 お酒と血糖値と現実と
- 第14回 恋人ができるまで
- 第15回 低血糖との戦い
- 第16回 徐々に襲いかかる合併症
- 第17回 インスリン注射の早わざ
- 第18回 糖尿病とカンセン
- 第19回 1型糖尿病は僕の性格をも形成する
- 第20回 一生続く不安と、どう向き合えばいいのか
- 第21回 5年後の自分とセールスという仕事
- 第22回 朝の血糖値と覚えてない低血糖
- 第23回 シックデイの苦しみ
- 第24回 1型糖尿病と自律神経と運動
- 第25回 超えられる壁 越えられない壁
- 第26回 1型糖尿病のポテンシャル
- 第27回 心のそこにあるモチベーション
著者プロフィール
遠藤 伸司(えんどう しんじ)
1974年生まれ。イチロー世代。中学1年生(1987年)の時に1型糖尿病を発症。
その後、就職や結婚と子育て、海外での生活(リアルタイムCGM付きのインスリンポンプを使用)など、 様々なライフイベントを経て現在に至る。
カーボカウントとシリンジの注射器で現在は治療中(2015年9月現在)。