糖尿病の用語辞典
遺伝的な要素に過食や運動不足、ストレスなどの、からだに負担となる生活習慣が加わり発病するタイプの糖尿病。日本人の糖尿病のほとんどを占めます。
[二次性糖尿病]
[二次無効]
[二次
[二糖類] → 糖類
[二糖類水解酵素阻害薬] → α-グルコシダーゼ阻害薬
[乳酸アシドーシス]
[尿ケトン体]
[尿蛋白] → 蛋白尿
[尿糖]
[尿糖自己測定]
糖代謝に悪影響を及ぼす明らかな原因があり、それによって引き起こされた糖尿病。膵炎・膵臓がんなどの膵臓の病気がある場合や、甲状腺機
経口血糖降下薬(おもにスルホニル尿素薬)を服用してコントロールできていたものが、徐々に薬の効果が弱くなり、コントロール不良になること。インスリンを作っている膵臓のβ細胞の機能が低下し、インスリン分泌が減少するためと考えられています。ただし、二次無効と思われても、食事療法や運動療法が乱れてきた結果であることもあります。
糖尿病があってもそれを管理し、合併症を起こさないようにすること。二次
ブドウ糖がエネルギーとして利用される際、酸素供給が
症状は、腹痛、嘔吐、早い呼吸、意識障害、昏睡などです。原因として、肝臓や腎臓、心臓の病気のほか、糖尿病もあげられます。とくに、多量の飲酒時や感染症にかかったときなどに起こりやすくなります。
尿中に現れるケトン体。尿試験紙を使って家庭内でも手軽に検査できます。ケトン体はインスリンの作用が足りずにブドウ糖をエネルギーとして利用できない際、脂肪がエネルギーとして利用されたときに発生する物質です。尿ケトン体が陽性のときは、インスリンの作用不足の程度が強くなっていることを示していますから、注意が必要です。陽性が続くようなら、早めに受診してください。なお、空腹が長引くと陽性になり、食事をとると陰性になる場合は心配いりません。
尿の中に排泄されるブドウ糖のこと。健康ならふつう尿糖は出ませんが、高血糖状態では血液中にあふれているブドウ糖が、尿の中に排泄されます。通常、血糖値が170mg/dL前後を超えると尿糖が検出され、それ以下では検出されません。このため厳格な血糖コントロールの指標にはなりません。なお、血糖値が正常でも尿糖が陽性になる「腎性糖尿」という状態もあります。
尿糖は軽度の高血糖では検出されないため、厳格な血糖コントロールを目指すときにはあまり役立ちません。しかし、試験紙で簡単に測定できるというメリットがありますし、最近では尿糖レベルをデジタルで正確に計測できる機器も販売されています。これらを用いて食後の最も血糖値が高いと思われる時間帯に測定し、陰性(デジタル尿糖計の場合は‘0’に近い低値)であれば、かなりよいコントロールといえます。
糖尿病でない人に妊娠中現れる、糖尿病には至らない耐糖能異常。初診時および妊娠中期の経口ブドウ糖負荷試験で、空腹時血糖値が92 mg/dL以上、1時間値180mg/dL以上、2時間値153mg/dL以上のいずれか一つに該当する場合です。妊娠中の血糖コントロールが不十分だと巨大児出産・難産が増えます。また、出産後に糖代謝は正常に戻ることが多いですが、将来、糖尿病を発症しやすい傾向があるので、引き続き注意してください。
なお、血糖値が糖尿病の診断基準を満たすほど高い場合は、妊娠糖尿病ではなく糖尿病合併妊娠としてのより厳格な対処が必要です。
※ヘモグロビンA1c(HbA1c)等の表記は記事の公開時期の値を表示しています。
Copyright ©1996-2024 soshinsha. 掲載記事・図表の無断転用を禁じます。
治療や療養についてかかりつけの医師や医療スタッフにご相談ください。