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ドリームトラスト(インド)素焼きのインスリン保冷庫、他について

 インドで糖尿病患者さんを支援するドリームトラスト(代表 シャラッド・ペンデセイ医師)より、最近の活動報告が届きましたので、ご紹介します。

 国際糖尿病支援基金はこの活動に賛同し、ドリームトラストを支援しています。



2014年ドリームトラスト(インド)からのレポート1
素焼きのインスリン保冷庫について

〜この記事の詳細については、森田会長の「わが友、糖尿病」 これからの国際協力、素焼きのインスリン保冷庫をご参照ください。〜

 ドリームトラストがあるインドのナグプール市は、毎年、真夏の気温が約45度まで達するため、現地の1型糖尿病患者さんは夏場のインスリンの保存方法に頭を悩ませています。
特に地方では、未だに電気が通っていないところも多いため、冷蔵庫を使用することができません。

 そこで、ドリームトラストでは、夏場のインスリン保存用にインドの伝統的な知恵から水の蒸気による気化熱を利用して冷やす素焼きの壺(インスリン保冷庫)をあみ出し、毎年、希望する患者さんへ配布しています。このインスリン保冷庫のコストは1個当たり6米ドルとのことで、今年は250個分を注文したそうです。

 このインスリン保冷庫の耐容期間は約1年ですが、特に電気が使用できない地方に住む糖尿病患者さんにとても重宝されています。


インドの糖尿病患者さんが使用している素焼きのインスリン保存庫。今夏は250個を注文しました。




2014年ドリームトラスト(インド)からのレポート2
ノルウェー人のラースさんについて

 2014年4月11日、ノルウェー人のラースさんと奥様のクリスティンさん、1型糖尿病患者である娘のカイラさんがドリームトラストを訪問し、子供達やスタッフと交流を深めました。

 現在、ドバイで暮らすラースさん一家は、1週間の休暇でインドのアグラ、ニューデリーを旅行するそうです。ドリームトラストの事はウェブサイトで知ったとのことで、彼らの訪問は突然ではありましたが、ドリームトラストの子供達は、ラースさんのノルウェーの話を興味深く聞いていました。

 ラースさん一家はこの日の午前中にナグプールを訪問し、夜の便でデリーに向けて出発しました。とても慌ただしい訪問でした。




 ドリームトラストの活動にご賛同いただき、御参加いただける方は、下記口座(郵便局)までお振込み頂きますようお願い申し上げます。

 御協力頂きました方は、支援者としてこのホームページ上の「支援者名」のコーナーでお名前を発表させて頂きますが、本名での発表をご希望でない方は、振替用紙(郵便局)の通信欄にご希望のお名前をご記入ください。

振込口座(郵便局):
口座番号:00160−3−82542
加入者名:国際糖尿病支援基金口

関連サイト
国際糖尿病支援基金
ドリームトラスト(インド)
国際糖尿病支援基金が支援するインドの糖尿病患者さん

2014年05月
国際糖尿病支援基金
  • これまでに寄せられた寄付金
    2,011万9,888円 
  • これまでに実行した支援金
    1,951万7,033円 

(2024年12月現在)

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