2007年5月
オーストラリアのインスリン・フォー・ライフ(IFL)のニールさんから、ウズベキスタンの糖尿病患者さんの写真が送られてきました。 ウズベキスタンの1型糖尿病の19歳の少年です。経済的事情で義歯を作れないので、400ドルを支援しました。義歯を作ってもらい、残った110ドルはウズベキスタン糖尿病協会に寄付しましたとニールさんは手紙に書いていました。
ウズベキスタンの平均的な世帯年収は200〜300ドルです。1型糖尿病患者にはインスリンだけで大きな負担なので、歯の治療代はとても捻出できないだろうと感じさせられました。
写真に写っている、眼鏡をかけた女性(カリナさん)も1型糖尿病患者で、ウズベキスタン協会のスタッフです。
カリナさんも病歴20年の現在31歳ですが、とても肌が綺麗で、この世のものとも思えない真っ白で透き通ったシミひとつない肌でした。
国際糖尿病支援基金会長 森田繰織
2007年05月