患者さんのほんね、医療者のホンネ

2025年07月17日

Q. 糖尿病教室について工夫されていることやご意見をお聞かせください。

A. 医師・医療スタッフのホンネ

※自由記述でお寄せいただいたコメントの一部をご紹介します。

  • 患者を洗い出して、直接声をかける [薬剤師]
  • 自分の足を観察するなどの体験方式や、模型媒体の活用、参加者の考えを聞く時間を設けている [看護師]
  • 興味を引くような内容にしたいと考えているが、ネタ探しに苦労している。 [医師]
  • 糖尿病専門の先生方に講演を依頼し、最新技術情報を会得する。[医療機器・試薬製造業]
  • その時々で話題になっている内容にしていることが多い(減塩・主食の重要性・副食の食べ方・災害時に備えて等) [管理栄養士・栄養士]
  • ネットでは得られないような生の情報提供[医師]
  • 昨年度までは、週1回90分行っていたが、患者へのアンケートで、もっと短く、もっと頻繁に開催して欲しいという意見が会ったことから、今年度から週3回30分ずつへ変更した。 本当は、グループワークをして、ピアカウンセリングを兼ねた方が良いと感じているが、現状では難しい。 [医師]
  • 座学になりがちだが、短編映画視聴や運動療法支援など、単調な内容にならないよう工夫している。 [医師]
  • 食事指導では実際にご飯を計量したりすることも行っている。ライチタイムレッスン。 [管理栄養士・栄養士]
  • 当院では、糖尿病教室は開催しておりませんが、薬剤師支援外来を開設しており、インスリン・SMBG手技指導・生活指導を継続的に行える環境を整えています [薬剤師]
  • 講義だけでなく、患者さんが参加できるように工夫するようにしていた。 [管理栄養士・栄養士]
  • 毎月、身近な情報で患者さんの出来そうなことやpointをポスターにして啓蒙活動を行っています。 ちょっと油断するとコロナのクラスターとなるので、教室は難しい。 [看護師]
  • 口腔ケアを重視し口腔機能向上に唾液腺マッサージや口腔体操など説明している [歯科衛生士]
  • 全て患者に合わせた個人指導へ変更した [看護師]
  • 座学より体験を中心にして、楽しく参加できるようにしている [管理栄養士・栄養士]
  • 人数が少ない分、集団でありながら個人にも沿ったことを話すようにしている。 [看護師]
  • フットケアや診察後に回れるようにしている [看護師]
  • 継続が難しい プライバシーや個人情報もあるので、集合研修に加え個別指導をしている 多職種で連携をとっている [看護師]
  • 参加者の血糖改善率は高く、また治療中断者であっても再受診率が高い。糖尿病専門医なら糖尿病教室またはそれに匹敵する場を設けるべきである。 [医師]
  • 生活で活かせる内容にしている [看護師]
  • コロナの時には一旦中止していたが、少し規模を縮小して再開した [看護師]
  • 療養相談で関わって栄養指導、運動療法が必要と感じた方を優先して教室参加への提案や主治医に相談して計画している 教室に使いたいDVDが古いもしかなく残念 各メーカーさんから作成してほしい [看護師]
  • ネットなどの情報がありふれているため、ただ情報の提供だけでは意味がなく思う。質問しやすい雰囲気や対面でやらないとできないような試みをすべきだと思う。一人一人にデータを渡し、処方されている薬の説明など個別対応につなげるようにしており、食事に関しては集団のあとに個別指導を続けて行っている。 [管理栄養士・栄養士]
  • 理解度テストをしている [看護師]
  • 療養指導士を持ったものが指導に携わるようにしている。また、患者様に合わせた資材を数種類用意している。 医師と看護師は病棟内で常に情報交換やカンファレンスを、多職種を含めたカンファレンスは週一で行うことで方向性を統一するようにしている [看護師]
  • JADECの教育資材などを利活用している。 [管理栄養士・栄養士]
  • グループワークをしたり、実践できるように工夫している [看護師]
  • テーマに合わせた少人数の参加者に参加を促す [医師]
  • コロナ禍を過ぎた今、 各施設がどんな糖尿病教室を展開されているのか知りたいです。 [看護師]
  • 朝の診療時間前の時間を利用して行っている。糖尿病患者だけではなく、他科受診の患者も聞くことができる。週2回、曜日を変えて朝と昼に分けている [看護師]
  • 病棟看護師サイドで理解度確認のミニテストやアンケートをされている [管理栄養士・栄養士]
  • 媒体の工夫、資料の配付 [看護師]
  • 今年度リニューアルします。MSWさんにも入っていただきます! [看護師]
  • 糖尿病教室を実施していたのは、今から約20年前の「老人保健法」時代の頃です。その当時は、集団健診の受診者のうち、高血糖者に呼びかけ、実施していました。現在、「高確法」に基づき、個別保健指導が中心となり、生活習慣病重症化予防として、運動教室は、所属先で実施しています。糖尿病教室を、医療機関で実施していただき、日々の生活習慣の運動の定着化として、医療機関と行政が連携して取り組んでいけたらと思います。 [保健師]
  • 多職種で教室を構成している [看護師]
  • 糖尿病教室は古い時代の指導方法だと思います。指導する側は短時間で大勢に指導出来ますが、個人情報保護の点で問題があります。 [医師]
  • 医師が糖尿病教室の必要性を感じていない気がします。 [管理栄養士・栄養士]
  • 資料の見直しをする予定。他の病院などの資料や工夫点も参考にしたいが、どのように情報を集めたらよいかわからず困っている。 [看護師]
  • 入院された患者様対象のみに限定 [看護師]
  • ティーチング形式での勉強会では面白くありません。年に1回だけですが、少人数でのグループワークでテーマを決めて患者さんの普段感じている思いを話していただいています。指導の上での気づきに役立っています。 [医師]
  • お土産を用意する [管理栄養士・栄養士]
  • 栄養指導などを行っている。 [薬剤師]

※ヘモグロビンA1c(HbA1c)等の表記は記事の公開時期の値を表示しています。

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