患者さんのほんね、医療者のホンネ
2013年07月16日
Q. 主治医や医療スタッフからかけられた「傷ついた言葉」
A. 患者さんのホンネ
- 傷ついた言葉…初診の際、(現在とは違う病院)「貴方の病気は、人より寿命が15年程度短いと言われてますので、あと20年の命だ」と言われたこと。生きる希望を全て失ってしまった気がする。(1型糖尿病)
- HbA1cが悪いのは、食べすぎ、飲みすぎと決め付けられたこと。(1型糖尿病)
- 傷ついた言葉:眼科診察時に医師から「糖尿病の人はいずれ目が見えなくなるから・・・」それからしばらくは眼科に定期受診ができなくなった。クリニックを変えた。(その他:緩徐進行型1型糖尿病)
- 入院中に栄養士から、「自分が悪くてこんな病気になったのだから、食事制限がしかれても文句は言えない」と言われた。私は1型糖尿病で、2型の人のように生活習慣からこの病気になったわけではないので、腹立たしかった。(1型糖尿病)
- 初めて検診にうかがった医務室で、「何で、ここまで何年も放っておいたの!」「糖尿病の3大疾病を、今ここで言ってみなさい!、」「まず、教育入院しなさい。仕事はそれからやればいい!」「あと10年したらあなたの体はボロボロよ」「食事療法している?自己満足でやるんじゃないわよ!」きつい女医さんの怒りと説教をくらったこと。(2型糖尿病)
- 以前の主治医に数値が悪いとすぐ「入院するようですよ」と言われたこと(1型糖尿病)
- 傷ついたのは「もっと頑張って。」 頑張っているけど、結果がついてこない時があったので。(1型糖尿病)
- 塩分を控えながらがんばって血圧を下げたのに、「まだまだですね。」と言われたとき(2型糖尿病)
- 病歴20年くらいの時、看護婦さんから「おいしい物を食べすぎたんでしょ」と言われました。1型糖尿病で、母の看病と死、1歳と生後半年の娘の世話で精神的、肉体的にとてもつらい時に発症しました。一般の人ならしかたが無い、で済んだと思うのですが、看護婦さんからそんな事を言われて、本当にショックでした。(1型糖尿病)
- 怒る。威嚇する。腹筋やれ。「あれこれ民間療法や食事を食べても糖尿病は治る病気じゃないんだ」(2型糖尿病)
- 「どうせ治らない」と医師に言われた(2型糖尿病)
- 以前通院していた病院で、糖尿病専門医の若い医者の態度が大変強圧的でした。こちらが質問すると、そういう質問をすることが悪いような云い方をされたことがあります。医療スタッフは良かったのですが、その医者が嫌になって1年ほどで違う病院に変えました。現在掛かっている病院は、普段の対応に於いて医者も医療スタッフも当方の糖尿病が悪くならないようにと云う配慮が感じられます。(2型糖尿病)
- 頭からガミガミ言われた時(2型糖尿病)
- 眼圧を下げる目薬を、前日差していないことを忘れていて「差しました」と言った後、検査をしたら眼圧が高かったため、眼科医に「嘘はよくない」と言われたこと(2型糖尿病)
- 入院中、一型糖尿病なのに、二型の人と一緒に合併症の話ばかり聞かされたときは凹んでしまった。(1型糖尿病)
- 発病したばかりのころ、以前の病院で、「糖尿病にだけは、なりたくないわ」と糖尿病の私に対して発せられたこと!その人はどうやら、私が糖尿病患者だと思ってなかったらしいのですが・・・・びっくりして何も言えなかった思い出があります。看護師さんのお言葉でした。(1型糖尿病)
- 「あなたにはインスリンを減らすことも、やめることもできない」(2型糖尿病)
- 「もう、一生インスリン注射が欠かせない」と言われた時に傷ついた。自分としては、運動、食事療法で改善できるものだと信じていたが。(2型糖尿病)
- 医師に「精神的な原因としか思えない」、医療スタッフに「どうしたらこんな高い数値(血糖値)がでるのか分からない、何してるんですか?」(1型糖尿病)
- 「1型にしてはいいほうです」(1型糖尿病)
※ヘモグロビンA1c(HbA1c)等の表記は記事の公開時期の値を表示しています。
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