ベーリンガーインゲルハイムが開発中のDPP-4阻害薬「リナグリプチン」の第3相臨床試験データが、このほど第70回米国糖尿病学会(ADA)で発表された。リナグリプチンは、2型糖尿病を適用とする1日1回投与の経口治療薬で、腎臓からの排泄が5%と少ないことが特徴となる。
リナグリプチンの第3相臨床試験データが発表されるのは今回が初めて。リナグリプチンはHbA1c値や血糖コントロールを有意に改善し、持続的な血糖コントロールをもたらすことが確かめられ、β細胞機能の改善も認められ
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[ Terahata ]