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2005年12月02日
肥満の解消などの研究・活動を助成する「タニタ健康体重基金」
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脂肪計付ヘルスメーターやカロリー計など家庭用計量計測機器で知られるタニタは、肥満をなくすための優れた研究や活動について助成する「公益信託 タニタ健康体重基金」の平成17年度助成者の贈呈式を行ったと発表した。
今年度の国内の研究・活動内容と助成先は下記の4件―
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「アディポサイトカインに基づいた生活習慣病の予防に関する研究−生活習慣病今年度の海外の研究・活動内容と助成先は下記の4件―予備群 としての肥満者へのより早期からのライフスタイル介入へむけて−」
瀧原圭子(大阪大学 保健センター 助教授) 「メタボリック・シンドローム関連遺伝子の検索と機能解析」
堀田紀久子(理化学研究所・遺伝子多型研究センター・疾患関連遺伝子研究グループ・肥満関連遺伝子研究チーム チーム・リーダー) 「保健師による『公民館を拠点とした生活習慣つくり』と『若年層に対する出前講座』による肥満対策−新たな地域保健システムの構築に向けて−」
仲田清剛(特定医療法人・敬愛会 ちばなクリニック 院長) 「肥満糖尿病患者におけるグループダイナミックスを利用した認知行動療法的運動プログラムの効果」
冨澤登志子(弘前大学医学部保健学科看護学専攻 助手)
「肥満(脂肪過多症)の原因となりうる候補遺伝子型と疾患の素因ならびに変異との関連性についての分析」贈呈式では、「公益信託 タニタ健康体重基金」運営委員長である池田義雄・タニタ体重科学研究所所長(前・東京慈恵会医科大学健康医学科教授)より助成者へ贈呈書が授与された。 「公益信託 タニタ健康体重基金」は、平成6年、タニタ設立50周年を記念する社会貢献事業として厚生省(当時)から認可を得、世界ではじめて肥満の解消、適正体重の維持に関する科学的研究および活動の助成推進を目的として設立された基金。 平成7年から助成を開始、また、昨年のタニタ設立60周年よりその対象を世界に広げ、本年で11回目になる。平成17年度の助成希望研究および活動は国内外あわせて53件で、運営委員会での審査により、上記8件が助成対象に選ばれた。 ●詳細は(株)タニタのサイトへ
スーザン・ブリューアー(ライプツィヒ大学 小児病院 医師)(ドイツ) 「マレーシア農村部の主婦における過体重と肥満症の有病率と生活の質」
ワン・アブドゥル・マナン(マレーシア科学大学 健康科学部 教授)(マレーシア) 「成功の衛星化」
ジュリア・アン・ポター(チチェスター大学 体育学部 博士)(英国) 「肥満関連形質を調べるための生物医学的モデル」
ジョージ・アントニオ・ヴィズカラ(テキサス工科大学 動物・食品学科 助教授)(米国)
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日本医療・健康情報研究所