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2005年10月01日
「ランタス注オプチクリック300」、「オプチクリック」使用上の注意
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アベンティス ファーマは、カートリッジ型のインスリン製剤「ランタス注オプチクリック300」と専用の注入器「オプチクリック」を使用する際に、下記の点を留意するよう患者に呼びかけている。
■ インスリン製剤「ランタス注オプチクリック300」
注射針を正しく取り付けること
注射針をまっすぐに差し込まない場合には、注射針の曲がり、液漏れや液が出なくなるおそれがある。注射針が正しく装着されていることを確認するために、必ず空打ち(試しうち)を行うこと
空打ちをしたときに液漏れが起きた場合や液が出ない場合には、注射針を交換し、もう一度空打ちを行う。注射針は規定の「BDマイクロファインプラス」のみを使用すること
インスリン注射時に液漏れが起きた場合は、ふたたび単位設定をして注射しないで、必ず医療機関に相談すること
「ランタス注オプチクリック300」では、液漏れによる投与量の不足が原因と考えられる重篤な高血糖が2件報告された。原因として、注射針の装着方法、ゴム栓の材質などが考えられている。
■ インスリンペン型注入器「オプチクリック」
単位設定時に、意図せすディスプレイ表示が「00」に戻る現象が確認された場合、再度単位設定を行う前に、必ず空打ち(試しうち)を行うこと動作がおかしいと思われた場合は、ただちに使用を中止し、医療機関に相談するか、アベンティスファーマのコールセンター「オプチコール24」に問合せること
「オプチクリック」では、一部の製造番号(E079、E081、E087、E088)で、単位設定時にディスプレイ表示が「00」に戻る誤作動が起きる可能性があることがわかった。注入器の内部部品が不具合の原因であることが明らかになり、該当する製造番号以外の現在流通している製品ではこうした誤作動は起きないことが確認されている。
●詳細はアベンティス ファーマ(株)のサイトへ
ランタス注オプチクリック300およびオプチクリックに関するお知らせ(ニュースリリース)
○コールセンター「オプチコール24」
電話番号 0120-49-7010(365日24時間対応)