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2005年08月16日

米国の学校内のソフトドリンク販売を規制/子どもの肥満対策

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 米国飲料業協会(ABA:American Beverage Association)は、学校内での飲料類の販売について新たな方策を発表し、今後は高カロリーのソ\\\フトドリンクの販売を控え、飲料水や低カロリーのソフトドリンクなどの販売に切り替えることを明らかにした

小学校:飲料水と100%果汁ジュースのみを販売する。
中学校:栄養機能をもたせた飲料や低カロリー飲料のみを販売する。飲料水、100%果汁ジュース、スポーツドリンク、ノンカロリーのソフトドリンク、低カロリー果汁入り飲料が含まれる。高カロリー飲料と果汁含有量が5%以下の飲料は放課後になるまで販売しない。
高校:瓶入りの飲料水、100%果汁ジュース、スポーツドリンクなどを含む多様な飲料。ソフトドリンクの割合が50%以上にならないようにする。

 米国では、子どもの肥満が1970年代に比べ2倍以上に増えており、社会問題になっている。2歳から5歳の10%、6歳から19歳の15%、6歳から19歳の15%以上が過体重であり、原因として食習慣、特にソフトドリンクやファストフードの食べすぎによる過剰なエネルギー摂取が挙げられている。今回の方策発表\\\はこうした批判に先行して応えたもの。

詳細は米国飲料業協会のサイトへ(ニュースリリース/英文)

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日本医療・健康情報研究所

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