糖尿病Q&A1000

Q.199 インスリン注入ポンプとは?

 インスリンを常時継続して注入し続ける「持続皮下インスリン注入療法」に使う器具です。持続皮下インスリン注入療法は、携帯型の小型ポンプを身につけ速効型タイプのインスリン製剤を、そのときどきの必要量に合わせて注入量を変化させ、注入し続ける方法です。インスリン依存状態にある人(おもに1型糖尿病)で、注射によるインスリン療法では血糖変動が激しすぎる場合や、厳格な血糖コントロールをめざす手段として用いられます。ただ、患者さん本人が治療の意味と方法、機器の扱いを十分に知っておかなければいけません。
2006年04月20日

※ヘモグロビンA1c(HbA1c)等の表記は記事の公開時期の値を表示しています。

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02-4-2 インスリンについてのQ&A

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