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2015年エクアドルの糖尿病サマーキャンプ報告



 南米エクアドルで小児糖尿病患者さんを支援するFundacion Vivir con Diabetes(FUVIDA)(エクアドル)では、7月29日から8月2日にかけて糖尿病患者のサマーキャンプを開催しました。

 FUVIDAスタッフのマリア デル カルリメン ソレディスパさんより、2015年エクアドル糖尿病サマーキャンプのレポートが届きましたので、ご紹介します。

 国際糖尿病支援基金は、この活動の趣旨に賛同し、インスリン・フォー・ライフ(IFL)を通じてFUVIDAを支援しています。

2015年FUVIDA糖尿病サマーキャンプの報告





Fundacion Vivir Con Diabetesエクアドルスタッフ
Maria del Carmen Soledispa
マリア デル カルメン ソレディスパ氏(写真右)


 南米エクアドル・グアヤキル市に本部を置き、糖尿病患者さんを支援する、「Fundación Aprendiendo a Vivir con Diabetes(FUVIDA、代表:アラセリー・バスルト・カルデロン医師)」は、糖尿病に関する治療や合併症予防などについて、適切な知識をもってもらうことを目的に、毎年糖尿病のサマーキャンプを開催しています。

 2015年は7月29日から8月2日にかけて、サリナス市サンタエレナ県エクアドル共和国にある海軍基地で行いました。ここは、エクアドルの西海岸に位置し、FUVIDA本部のあるグアヤキル市からは車で約3時間の場所にあります。

 回はマナビ市をはじめ、エクアドル国内のいくつもの地域から下は8歳、上は18歳まで、計60名の児童が参加しました。彼らのほとんどは経済的に恵まれない家庭で生活しています。

 エクアドル 海軍基地では、参加者のために宿泊施設や食事の提供のほか、海軍関係者の監督のもと、様々な施設を使用させていただきました。海軍隊員は子供たちが安全に過ごせるよう常に気を配ってくださいました。また、我々がレクレーションのために場所を移動をする際には、エクアドル空軍の方にも協力していただきました。



FUVIDA糖尿病サマーキャンプ「Doluces Amigos 2015」より

 海軍施設の中には映画館や講堂、テニスやサッカーなどが出来る施設が備わっています。宿泊は次のように分けられ、男子は施設に備えられている寮が、女子には別の部屋が与えられました。子どもたちは、昼間は3時間毎、夜は4時間毎に血糖を測定しました。

 このキャンプのために、今年もオーストラリアのインスリン・フォーライフ(IFL)からは血糖測定器、テストチップ、ブドウ糖錠、ランセットと附属品、ペン型注射器、シリンジ型注射器が提供され、日本の国際糖尿病支援基金からは活動資金が寄付されました。

 子どもたちはいくつかのグループに分かれ、各グループで旗を作りました。キャンプでは海軍指導のもとジェットスキーや水泳、カヤック、バレーボール、バスケットボール、サッカー、Tシャツペインティング、遠足や海水浴を楽しみました。



 参加した子供たちは同じ病気を持つ友達と出合い、普段接することのない海外の参加者と多くの経験を共有し、友情を深めることができました。

 今回は、2015年ミス・ユニバース・エクアドル代表に選ばれた、フランチェスカ・シプラーニさんもこのキャンプに参加してくださいました。
フランチェスカさんはキャンプで子供達と時間を共有することで多くのことを学んだとおっしゃっています。
また彼女はFUVIDAの活動をサポートしており、一般の方が糖尿病であるかを調べるために、血糖値測定啓発キャンペーンも実施しています。
優しく、そして真摯に子供達へ接するフランチェスカさんの参加は、多くの自信と勇気を子供達へ与えました。



2015年ミス・ユニバースエクアドル代表のフランチェスカさんが、FUVIDAの活動について紹介しています。

教育と指導者

 FUVIDAとIFLでは毎年提言している通り、この糖尿病キャンプは指導者(医療従事者)への教育とも考えています。 今回は28名の指導者が参加し、うち10名は糖尿病の研修を受けた経験豊富な医師やエデュケーターです。
今年は海外から以下の指導者が参加しました。

ジュリー ・ペリカンドさん:医師、チリ若年性糖尿病財団
フランコ・ギラウンドさん:医師、チリ若年性糖尿病財団
マカレナ・バリーガさん:看護師、チリ若年性糖尿病財団
ペドロ・カンディアさん:体育教師、チリ若年性糖尿病財団
カティア・シャノンさん:カナダの1型糖尿病患者
アメリー・ロイ・フレミングさん:カナダの栄養士
カロリーナ・アギーレさん:チリの経験豊富な糖尿病の指導者

 FUVIDAのアラセリー代表は、毎年、キャンプに備えて医学生のために1型糖尿病ワークショップを行っています。指導者への教育はこのキャンプにおいて糖尿病の子供達のために必要なことと考えています。

 アラセリー代表は、多くの医師、医療従事者、看護師、糖尿病エデュケーターを今回のサマーキャンプに招待し、キャンプでは糖尿病の治療、予防や糖尿病に対する啓発のトレーニングセッションが行われました。

謝辞

以下の方々に心より深謝致します。
FUVIDA スタッフのアラセリー、サブリナ、ザビエル、クリストファー、アンドレアとすべての指導者、医師、糖尿病の医療従事者とアラセリーの家族、ボランティアスタッフ、キャンプの場所を提供してくださったエクアドル海軍基地と司令官、エクアドルの糖尿病治療を支え、命を救うために自らの時間を割き、資金やエネルギーを注いでくださった全ての方々に感謝いたします。

Fundacion Vivir Con Diabetesスタッフ
マリア デル カルメン ソレディスパ

翻訳協力:鈴木有様

【Spanish】
INFORME CAMPAMENTO "DULCES AMIGOS 2015"/Maria del Carmen Soledispa
http://www.dm-net.co.jp/idaf/fuvida2015/dulcesamigos2015.pdf


●関連サイト
国際糖尿病支援基金
インスリン・フォー・ライフ(IFL)(オーストラリア)
Fundacion Vivir con Diabetes(FUVIDA)(エクアドル)

 国際糖尿病支援基金は、インスリン・フォー・ライフ(IFL)オーストラリアを通じて、2008年よりFUVIDAの活動を支援しています。

 FUVIDAの糖尿病サマーキャンプ活動にご賛同いただき、御参加いただける方は、下記口座(郵便局)までお振込み頂きますようお願い申し上げます。

 御協力頂きました方は、支援者としてこのホームページ上の「支援者名」のコーナーでお名前を発表させて頂きますが、本名での発表をご希望でない方は、振替用紙(郵便局)の通信欄にご希望のお名前をご記入ください。

振込口座(郵便局):
口座番号:00160−3−82542
加入者名:国際糖尿病支援基金口
※通信欄へ「FUVIDAサマーキャンプ支援」とお書き頂きますようお願い致します。

2015年10月
国際糖尿病支援基金
  • これまでに寄せられた寄付金
    1,526万5,580円 
  • これまでに実行した支援金
    1,484万475円 

(2019年07月現在)

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