ケニアの小児糖尿病患者さんへ、支援をお願いします
ケニア保健省の発表によると、総人口数約4,200万人のうち約250万人が糖尿病を罹患しており、うち約2万5,000人が小児糖尿病の患者です。
ケニアには日本のような国民皆保険制度がないために、医療を受けるためには自由診療である民間の医療機関か、比較的安価な公的医療機関にて受診することになります。しかし、公的医療機関は病院数が少ないうえに受診希望者が多いことから、患者さん自身がなかなか診察を受けられないのが現状です。
インスリンについて、一部の公的医療機関では処方されますが、主には薬局にて自己負担にて購入します。ケニア人の一般的な月収が約125ドル(約1万円)に対し、インスリンの価格は50〜75ドル(約4,000円〜6,000円)であるため、医療費と合せて家族にとっては大きな負担となります。
多くの糖尿病の子供たちは、糖尿病について十分な治療や教育を受けることができずに命を落としてしまいます。また、小児の糖尿病患者さんがたとえ成人したとしても、青年期の早い段階で腎症など合併症に侵されるケースが多くみられます。
ピーター君は(13歳)は、9歳の時に糖尿病と診断されました。合併症のため、手を曲げることが出来ません。
両親がいないために兄弟3人とともに孤児院に預けられましたが、孤児院側はピーター君の治療費を負担することが出来ないために、引取を拒否しています。
ケニアで糖尿病患者さんを支援する「Diabetes Kenya Association(DKA)」は、2011年9月に国際糖尿病支援基金と連携して、「Diabetes Kenya Lifeline(JAMBO!)プロジェクト」を発足しました。このプロジェクトでは、経済的な事情により適切な医療を受けることができないケニアの主に小児糖尿病患者さんの治療費を一定期間支援するとともに、糖尿病の原因と治療についての正しい知識を啓発することを目的としています。
「Diabetes Kenya Lifeline(JAMBO!)プロジェクト」では、スポンサーを募集しています。1口30,000円でケニアの糖尿病患者さん1人のスポンサーになり、年間のインスリンや医療費などを支援していただき、毎年1回、スポンサーになった患者さんの写真と治療状況などをお届けするとともに、国際糖尿病支援基金のホームページ上でもご紹介します。
国際糖尿病支援基金ではこの活動に賛同し、Diabetes Kenya Lifeline(JAMBO!)を支援しています。Diabetes Kenya Lifeline(JAMBO!)のスポンサーシップにご協力を頂きますようお願い致します。
また、同様の支援活動をドリームトラスト(インド)でも行っていますので、ご覧ください。
http://www.dm-net.co.jp/idaf/2005/002098.php
http://www.dm-net.co.jp/idaf/sponsoring.php
1口:30,000円(糖尿病の子供1人、1年分の医療費として)
※2012年4月現在
※大幅な為替の変動があった場合は、1口の金額を変更することがあります。
- 1口で、1型糖尿病患者さんのスポンサーになり、インスリンや医療費1年分をまかなうことになります。
- 毎年1回、スポンサーになった子供の写真と治療状況などをお届けするとともに、ホームページ上でご紹介します。
Diabetes Kenya Lifeline(JUMBO!)のスポンサーシップにご賛同いただき、御参加いただける方は、下記口座(郵便局)までお振込み頂きますようお願い申し上げます。
御協力頂きました方は、支援者としてこのホームページ上の「支援者名」のコーナーでお名前を発表させて頂きますが、本名での発表をご希望でない方は、振替用紙(郵便局)の通信欄に掲載を希望するお名前をご記入ください。
口座番号:00160−3−82542
加入者名:国際糖尿病支援基金口
※通信欄へ「「Diabetes Kenya Lifeline(JAMBO!)のスポンサーシップ支援」」とお書き頂きますようお願い致します。
森田会長連載「わが友、糖尿病」